ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】WTLは大混戦のまま終盤戦へ

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(出典:新日本プロレス公式)

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

先日の11.30後楽園大会をもって、WTLはリーグ戦7試合が終了した。

上の星取表を見ていただければわかるかと思うが、

7チームが2点差の間にひしめき合うという史上稀にみる混戦である。

 

 

そこで今回の記事では、これまでのWTLを整理するとともに、

今後の展開をできるだけ簡潔に書いていきたいと思う。

 

 

この大混戦のリーグ戦を勝ち抜き、武道館で行われる優勝決定戦に

コマを進めることができるチームはいったいどのチームになるだろうか。

 

 

ではまずはここまでのWTLを整理していきたいと思うが、

個人的に意外であるのは、

石井・矢野組が単独トップに立っていることである。

 

 

もちろんこの二人は、それぞれ個人でも

実力者であることは間違いないが、

タッグチームという印象はそこまで強くなかったので、

 

 

この時点での単独首位を意外と感じている

ファンの方は案外多いのではないだろうか。

 

 

石井智宏の直線的なファイトと矢野通の上手さが、

ここまではうまくはまっている印象である。

 

 

残り2戦は強敵(タイチ・ザックとフィンジュース)が

残っているが、はたしてこのまま武道館にたどり着けるだろうか。

 

 

その他で個人的に感じるところは、THE EMPIREの健闘と

棚橋・ヘナーレ組の停滞というところだろうか。

 

 

衝撃のジェフ・コブ加入を追い風とし、

ここまで8点と2位グループをキープしている。

 

 

ここまではコブの圧倒的なパワーが

勝利のポイントとなっているが、

チームをうまく回しているのは、オーカーンの方である印象だ。

 

 

衝撃的な凱旋帰国からの流れと特異なキャラクターがどうしても

先行するオーカンだが、彼は意外にもタッグ巧者であると感じる。

 

 

今回のWTLのオーカーンを見ていると、

海外修行中のイギリスでタッグ王者に君臨していたことは

伊達ではないということだろう。

 

 

こちらも残り2戦はGOD、そしてLIJの2チームが残っており、

苦戦が予想されるが、最後までその存在感を見せつけてほしいと思う。

 

 

そしてここまでのWTLの振り返りの最後として、

棚橋・ヘナーレ組について書いてみたいと思う。

 

 

WK15に向けてテーマのない棚橋弘至にとっては、

覚悟を持って臨んだWTLであったと思うが、

ここまで1勝6敗と最下位に沈んでいる状況だ。

 

 

現時点ですでにWTL優勝の可能性はなくなり、

同時にタッグでのWK15の出場はなくなった。

 

 

棚橋弘至にとって現状はかなり厳しい状況だが、

逆境からのV字回復こそ棚橋弘至の真骨頂とも言える。

 

 

また依然他の選手からすれば、棚橋弘至という存在は、

おいしい対戦相手であることは間違いない。

 

 

きっと棚橋弘至はここから細い糸をたぐり、

WK15に向け我々に何かを見せてくれることだろう。

残りのWTLの中でもそのあたりに注目したいと思う。

 

 

ではここからは残り2戦、どのチームが優勝決定戦に

コマを進めることが出来そうかを考えてみようと思う。

 

 

ではまずは各チームの得点状況と

残りの対戦相手をまとめてみよう。

 

得点状況

10点=石井・矢野

8点=フィンジュース、後藤・ヨシハシ、LIJ、

タイチ・ザック、GOD、オーカーン・コブ

 

今後の対戦相手

石井組=ジュース組、タイチ組

ジュース組=石井組、後藤組

後藤組=EVIL組、ジュース組

LIJ=棚橋組、オーカーン組

タイチ組=ファレ組、石井組

GOD=オーカーン組、棚橋組

オーカーン組=GOD、LIJ

 

 

残りの対戦相手だけを見ると有利と感じるのは、

LIJとGODの2チームだろうか。

この2チームが連勝となれば得点は12点まで伸ばせることになる。

 

 

そして他に12点まで届く可能性が高いのは、

ジュース組とタイチ組であるかと思う。

 

 

個人的な予想としてはこの4チームが最終的に

並ぶのではと考えている。

 

 

ではこの4チームの直接対決はどうなっているだろうか。

それをまとめると以下のような結果となっている。

 

 

LIJ=GOD✖、ジュース組✖、タイチ組〇

GOD=LIJ〇、ジュース組✖、タイチ組〇

ジュース組=LIJ〇、GOD〇、タイチ組〇

タイチ組=LIJ✖、GOD✖、ジュース組✖

 

 

この結果を見ると、優勝決定戦に進む2チームは

前WTL覇者であるフィンジュース、

そして新日本を代表する名タッグであるGODとなる。

 

 

この結果は戦前に行われた公式の優勝予想とは

異なる組み合わせだが、ここまでの戦いを見ていると

順当と言える組み合わせかと思う。

 

 

そしてそのうえで最後に優勝予想をするならば、

個人的にはGODのWTL初戴冠を期待したいと思う。

 

 

史上最多の6度のタイトル戴冠歴を誇る彼らが優勝し、

WK15で堂々とチャンピオンに挑戦する姿とともに

ドームでの初勝利を期待するファンはきっと多いことかと思う。

 

 

さあ、12月4日の別府大会、そしてリーグ最終戦の福岡大会を終えた時

大混戦を極めるWTLはいったいどのような結末を迎えているだろうか。

 

 

いま確実に言えることは、

リーグ戦最後の1試合まで予断を許さないということ。

 

 

そしてBOSJと武道館のメインを争うという意味も含め、

最後まで好勝負が展開されるということである。

 

 

 


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