先日の11.30後楽園ホールで行われたWTL公式戦。
その大会のメインで全勝のLIJ組を破ったUEのオーカーン。
この勝利でUE組も勝ち点が8となりトップ戦線に食い込んできた。
そしてその試合後勝利を飾ったオーカーンが締めのマイクをおこなったが
その中で発したコメントがファンの間で話題を呼んでいる。
まずは以下のオーカーンのコメントをご覧いただければと思う
↓
ひれ伏せ、後楽園の愚民ども!(場内拍手)。ああ、しゃらくせえ。全部、しゃらくせえよ。ヘビー級になりぞこないのチビどもの嫉妬や、ノアとかいう破産したインディー団体の件。ベルトが三つある件。いまやってる、この二つのシリーズ。東京ドームのお膳立て? 外国人が来る来ない? 全部、しゃらくせえんだよ!(場内拍手)。ここはプロレスをする場だ。ガキみてえにガタガタガタガタ、世間に会社に、文句言う場所じゃねえんだよ。やめろ、格が下がる!(場内拍手)。新日本プロレスのレスラーならよ、ドカッと構えて、こう言やいいんだよ。リングで上で実力を示し、新日本プロレスを引っ張ってやるってな!
(引用:新日本プロレス公式)
このマイクの中でオーカーンは現在の新日本プロレスを取りまく問題を
しゃらくせえと一刀両断したわけだが、多くのファンが引っかかった部分は、
1.8横浜アリーナ大会で対抗戦が決まったNOAHの件の部分だろう。
破産したインディー団体。
オーカーンはNOAHのことをそのように表現したわけだが、
それに対しNOAHの副社長である丸藤正道がSNSで反応している。
↓
試合する事ないだろうし俺も興味無いけど、あんまり調子のるなよ。
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2021年11月30日
どういう教育してんの?
教育されてないのか。 pic.twitter.com/yUDl6yTvuX
これに対しオーカーンは当記事執筆時点では反応していないが、
何も返さないということはないだろう。
これを対抗戦の煽りと見るかどうかは意見が分かれるかと思うが、
この件でオーカーン対丸藤の構図が出来たことは事実だ。
またこれをきっかけに他の選手にも飛び火する可能性も大いにあるだろう。
一昔前の対抗戦であれば機運を盛り上げるには別の団体に乗り込むなどの
限られた方法しかなかったが、SNSが浸透した今はさまざまな方法で
盛り上げることが可能となっている。
またプロレスというジャンルは虚実入り混じったものであるかと思うが、
昨今のSNSの普及でその境目もより不鮮明になったと言えるだろう。
つまり今回のオーカーンの発言があくまで対抗戦の中の一部なのか、
もしくは本音の部分なのかはわからないが、
対抗戦に関して大きな話題を呼んだということは事実である。
よってここからオーカーンvs丸藤と言う構図を中心に、
M’sALLIANCEvsUNITED EMPIREというユニット抗争や
さらに飛び火した本格的な団体同士の対立が生まれるかもしれない。
またG1で見せたオーカーンの強さと言う部分が、
対抗戦でも発揮されるとすれば、NOAHのファンの方もきっと驚くことだろう。
今回のオーカーンの発言がそのきっかけになるのではと考えているのは
きっと私だけではないはずだ。
はたして事態は今後どのように動いていくのだろうか?
対抗戦まで残り約1か月。両団体から目が離せない日々が続きそうである。