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先日の8.27後楽園ホール大会をもって、全ての前哨戦が終わり、
今後新日本プロレスの戦いはメットライフドーム2連戦へと続いていく。
現在発表されているカードは各日3試合ずつの計6試合であるが、
これらのほとんどのカードは、何らかの事情により前哨戦が行わていない状況だ。
ある意味この一発勝負に近い状況は新鮮であるが、
前哨戦を使い盛り上げていくいうプロレスの王道からは外れている。
その結果がメットライフドームの興行にどのような影響を与えるのかは、
蓋を開けてみないとわからないが、良い方向に転がることを願いたいと思う。
さてG1前最後のビッグマッチとなるこのメットライフドーム2連戦、
両日とも5~6試合があると考えれば、
残りのカードがどうなるか気になるところである。
また現在発表されているカードの先にはどんな展開が待っているのかについても、
同様に大いに気になるところである。
そこで今回の記事では間近に迫ったメットライフドーム2連戦で何が起きるのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
元ROPPONGI3K SHOとYOHの行方
まず現在新日本プロレスの中で最も注目されていると言っていい
この話題から進めていきたいと思う。
YOHのスランプ、そしてそれに見切りをつけたSHOの裏切りから
表面化したこの展開であるが、
何かが起こると思われていた後楽園大会4連戦の中では二人が登場することなく
現在は膠着状態が続いている状況である。
しかしこのままの状態で留まるということはさすがに考えにくいところだ。
それを踏まえるとこのメットライフドームで、
何らかの動きが起こると考えるのが自然だろう。
ではもし何かが起こるのであれば、どのような展開が考えられるだろうか?
いきなりのシングルマッチという手もあるが、
それはおそらく年末に行われるであろうBOSJまで持ち越すかと思う。
そう考えると妥当なところは、それぞれがメンバーを
連れてきてのタッグマッチだろうか。
もしこれが実現すれば、その時点でSHOの行き先が判明することにもなる。
当記事執筆時点ではまだ追加のカードは発表されていないが、
以降の発表の中で二人のカードはアナウンスされるかと思う。
SHOが噂されるUE入り、そしてYOHがCHAOS残留となるならば、
予想されるカードはSHO・オーカーンvsYOH・石井智宏だろうか。
はたしてこの3K対決はどのような形となるだろうか
二つのIWGP世界ヘビー級王座
次に取り上げるカードはメットライフドーム2連戦のトリを飾る戦い、
IWGP世界ヘビー級選手権について書いていきたいと思う。
こちらのカードも王者鷹木信悟のコロナ感染により、
EVILとの前哨戦が途中で打ち切りとなってしまい、
現状は残念ながら大きな盛り上がりというわけではない。
しかし鷹木信悟が休場している間に、海の向こうアメリカで思わぬ展開が勃発した。
そうLA大会で起こったオスプレイの登場である。
LA大会の中盤に前触れもなく突如登場したオスプレイ。
マイクアピールで自らを真のIWGP王者と名乗り、
そしてなんともう一つのIWGP世界ヘビー級のベルトを持ち出したのだ。
このもう一つのベルトがどのような経緯で作られ、
なぜオスプレイが持っているのかは、現時点では公式にアナウンスはないが、
最近では起こりえなかった事態がここに来た勃発した。
この大会後、国内の新日本プロレスはG1に突入するので、
IWGP世界ヘビー級の動きは日本では一旦止まることとなるが、
その間にもアメリカでは興行が続くので、
オスプレイのもう一つのベルトの防衛戦が続くことになるだろう。
そしてその二つの王座が混在するという状況を解決するには、
直接対決で決着をつけるしかないはずだ。
おそらくその舞台は新春の東京ドームということになるはずだが、
鷹木信悟としてはオスプレイとの決着戦に進むためにも、
今回の防衛戦は何が何でも負けられない試合になるだろう。
当日の試合ともにオスプレイの動きがが
それにどのようにリンクしていくのかにも引き続き注目しておきたいと思う。
さてここまで二つの戦いの注目点について書いてきたが、
まだまだ書くべきカードがたくさん残っている。
そこで次回以降の記事で残りのカードについて書いていこうと思うので、
そちらもぜひご覧いただければと思う。
そんな注目カードが目白押しのメットライフドームまで残り1週間だ。