前US王者SANADAからの指名により5.1福岡ドーム大会で、
オスプレイとUS王座決定戦を行うこととなった棚橋弘至。
その福岡ドーム大会の記者会見で棚橋は以下のようなコメントを残した。
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あの当時もスタミナ、スピードというのは素晴らしかったんですけども、さらにヘビー級の肉体を得てパワーという。特に体幹ですよね。バランスの良さ、相手を持ち上げる時の瞬発力っていうのは、自分にはないものだなっていうふうには思いますね。だから、なんて言うんだろう? ゲームでイメージすると、あるじゃないですか、パワー、スピード、技術とかで表す五角形のパラメーターが? 一個も勝ってねえなって思いますね。年齢ぐれえか? 一個も勝ってねえ気がするけど、それでもなんとかするのがプロレスの面白いところかなとは思いますね
(引用:新日本プロレス公式)
今のオスプレイと比べると俺は一つもパラメーターで勝っていない。
つまり普通に戦えば分が悪いと自ら語っているわけだ。
この思いはもしかすると、棚橋だけではなく
大方のファンもそう思っているかもしれない。
それもそうだろう。
年齢的にもピークを迎えているオスプレイと、
40代も半ばとなりコンディションも万全ではない棚橋弘至。
普通に考えれば圧倒的に分が悪いのは棚橋弘至だろう。
しかし棚橋が語るようにそれが全てではないのもプロレスである。
つまり棚橋にも勝利する方法はあるということだ。
では棚橋弘至が勝利する方法とはいったいどのようなことが考えられるだろうか?
端的に言うとハイフライフローで勝利するようなパターンは基本的に難しいだろう。
よって勝つとすれば虚をついた丸め込みなどの
まさにプロレス的な方法で勝利することが予想される。
棚橋の言うプロレスの面白さというのはおそらくそういうことではないだろうか。
ではもしここで棚橋弘至が勝利すれば、
その後の展開はどのようなものが予想されるだろうか。
棚橋のスケジュールを見ると5.1福岡ドーム大会の後には、
5.14のアメリカ・ワシントン大会への参戦が発表されている。
もし棚橋がUS王座獲得となれば、おそらくワシントン大会で
初防衛戦が組まれることになるだろう。
このワシントン大会には多くのトップ選手が参戦するだけに、
チャレンジャーには事欠かないかと思う。
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【現地時間・5月14日(土)新日本プロレスがワシントンDCに上陸!】PPVビッグマッチ『Capital Collision』開催決定! | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
またそこには元US王者であり、棚橋弘至との対戦を熱望している
ジョン・モクスリーがいる。
個人的には彼が次のチャレンジャー候補の筆頭かと思うが、
新日本プロレスはどのような手を打ってくるのかに注目しておきたいと思う。
ここまで数々の逆境を乗り越えてきた棚橋弘至。
今回もオスプレイという難敵を倒し、
自らの存在を知らしめることができるだろうか。