現IWGPジュニアヘビー級王者のSHOからベルトを強奪し、
挑発を続けている元パートナーのYOH。
改めて説明するまでもないかと思うが、二人は入門当時から苦楽をともにし、
またジュニアタッグ王座を何度も獲得したパートナーであった。
しかしそれはSHOの裏切りからのヒールターンにより、
二人は決別し相反するようになり、現在に至っている。
現在のSHOの姿は3K時代では考えられないスタイルと感じているファンは多いかと思うが、
一方のYOHもSHOとは違った意味の狂気を全面に押し出しており、
独特のキャラクターを確立しつつある。
人によってはYOHに狂気性を強く感じる方も多いかもしれないが、
それを一言で表現するならば”サイコパス”が最も適切だろう。
つまりSHOの方がヒール道を全うしており、その行動などは理解しやすいが、
YOHの方は本当に何をしてくるのか読めない部分が多い。
よって今回の二人の抗争は狂気がぶつかり合う展開となっているが、
その決着としては、やはりタイトルマッチということになるだろう。
現在の状況を整理すると11日の愛媛大会時点では以下のような展開となっている。
👇
①怒り心頭のSHO「ワシのベルト返せ!宇和島だけには持って行かす訳にいかねえんだよ!」
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2024年3月11日
②YOHはSHOを振り切ってBSに登場
③インタビューバック裏に隠したIWGPジュニアのベルトを取り戻す
④「(※指をクルクル回し)……おバカさん♪」
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.@njpwShowT 🆚 YOH "🍊💥"
— NJPW WORLD (@njpwworld) 2024年3月12日
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これを見る限り主導権はYOHにあると言えるが、今シリーズが終了するまでに、
SHOはベルトを取り戻すことができるだろうか。
また現在はNJCが開催中だけに、ジュニアのタイトルマッチがシリーズ中に
行われる可能性は低いとすれば、やはり決着戦は次のビッグマッチである
4月の両国大会が濃厚だろう。
この運命的な二人の対決がタイトルマッチで行われるとなれば、
それはビッグマッチにふさわしいカードと言えるだろう。
はたして形を変えた二人のライバルストーリーは今後どのような局面をむかえ、
またどのような決着となるのか。
その展開を引き続き追いかけていきたいと思う。