11.6大阪大会の第4試合で行われるNEVER無差別級6人タッグ選手権。
王者組はすでに9度の防衛に成功し、
このタイトル戦線では絶対王者と呼べるほどの強さを誇っている。
そんな絶対的な強さを誇る王者組からハウスオブトーチャーは
今回のタイトルマッチでユニット結成後初となる勲章を
拷問の館へと持ち帰ることはできるだろうか?
今回の記事では個人的にこの大阪大会の中でも注目している
このタイトルマッチについて書いていきたいと思う。
さて今回のタイトルマッチの中でキーとなる選手は誰か?
ということを考えると、それはSHOということになるだろう。
SHOはYOHとの3K分裂の展開の中で、結果的にCHAOSを裏切り、
バレットクラブ、そしてハウスオブトーチャーに身を投じる決断をした。
ヒールターン後のSHOの表情やファイトスタイルは、
これまでの雰囲気から一変し、ある意味サイコパス的な恐さを感じる。
また今回のメンバーの中では一人ジュニアヘビー級ということになるが、
元々のパワーを考えるとそれはあまり問題にならないだろう。
そしてそんなSHOであるが、今回の前哨戦の中で王者組に対し、
辛辣かつ挑発的な言葉を投げかけている。
↓
CHAOSなんかなぁ、クズの集まりだ。一人ひとり、クズしかいねぇじゃねぇか
(引用:新日本プロレス公式)
このコメントを見てもわかるように数か月前まで在籍したユニット、
そしてメンバーを強烈に罵倒している。
もちろんこの発言に王者組は反発しているわけだが、
特に普段饒舌ではない石井智宏が反応している。
↓
田中! ずいぶんくだらねぇレスラーになったな。それでいいのか? 人を使う、ものを使う、テメェじゃ何一つできねぇな。これからのテメェのプロレス人生、無駄な時間を過ごすんだな
(引用:新日本プロレス公式)
これらの前哨戦の展開を見るとおそらくはSHOと石井智宏の戦いが
勝敗のカギとなりそうだ。
また個人的に期待している別の展開としては、
この戦いに現在消息を絶っているYOHが絡んでくるのでは?ということだ。
このタイトルマッチも間違いなくハウスオブトーチャー側には
D・東郷が参戦し、実質3対4の戦いとなることは明白である。
来たるべきBOSJに向けてYOHが復活を遂げるなら、
対戦相手との関係性を考えても、
シチュエーションとして舞台は整っていると言える。
数々のサプライズが起きた秋の大阪大会。
YOHがこのタイトルマッチに登場する可能性は大いにあるのではないだろうか。
この展開の予想がもし本当に起これば、
それはSHOとYOHのストーリーの第2幕がこの大阪から始まるということになる。
そしてその決着戦がもしBOSJの決勝の舞台となれば、
二人の関係性は変わったが、彼らにとっても感慨深いものになるだろう。
話は少しそれたが、このタイトルマッチはその勝敗の行方とともに
YOHの登場にも期待したいと思う。
そんな11.6大阪大会までは残り1週間だ。