先日公式より発表されたニュービギニングシリーズの大トリを務める
オカダカズチカvs鷹木信悟によるIWGP世界ヘビー級選手権。
鷹木信悟は現時点でKOPW2023保持者であり、
もし今回このIWGP世界ヘビー級のタイトルを取れば
変則的であるが2冠王ということになる。
またこの試合にKOPWの戦いが賭けられるかは現時点では不明であるが、
はたしてどのような形式になるだろうか。
そんな鷹木信悟であるが実はこのIWGP世界ヘビー級挑戦に至るまでに
複数の関門が待ち受けている。
その一つは1.21横浜アリーナで行われる中島勝彦とのシングルマッチ、
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そしてもう一つはその翌日に行われるグレート・オーカーンとの
KOPW2023争奪戦である。
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まず先に鷹木信悟と対抗戦で戦う中島勝彦であるが、
先日行われた会見で以下のような発言をしている。
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なんで俺が鷹木選手とシングルなんだよ!何回か過去にやったことあるよ。俺は特に興味はないかな。興味があるとすれば……そうだなぁ、最近、鷹木選手、IWGPに挑戦表明したらしいじゃない?あれどうなるかわからないけどさ、もし俺が勝ったら、俺がIWGPに挑戦表明するよ(ニヤリ)
ノアの中島勝彦による当然のIWGP挑戦宣言。
この発言を聞いたファンは脳裏にオカダとのIWGPを賭けた戦いを思い浮かべたことだろう。
もちろん鷹木信悟とオカダカズチカとの戦いも悪くないが、
より刺激的で、かつ新鮮味があるのは中島勝彦の方だ。
はたしてこの二人の戦いには本当にIWGP世界ヘビー級挑戦権が賭けられるのか
もしそうなればどちらが勝利するのか?
一気にこのカードの注目度が上がったことは間違いないだろう。
そして鷹木信悟にはこの中島勝彦という難敵に勝利しても、
その翌日にはグレート・オーカーンというこれまた難敵が待っている。
オーカーンは先日のニューイヤーダッシュの試合後、
鷹木信悟に挑戦表明する中でこのような発言を行った。
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鷹木「おう、そうか。だが、残念だったな。俺はこのベルトを持ってオカダ・カズチカに、IWGP世界ヘビー級王座挑戦の返答を聞かなきゃいけねえんだよ。挑戦表明してっからよ。悪いな。その話はあとにしてくれ」
オーカーン「つまり逃げるってことか?」
鷹木「オイオイ(苦笑)」
オーカーン「それも懸ければいいだろ? IWGP世界ヘビーに挑む。裸一貫で行けばいいだろ? そのベルトが必要だってんなら、そのベルトごと余が世界ヘビーに行ってやるよ。余が言いたいのはそれだけだ」
このやり取りの中でオーカーンは鷹木信悟にKOPW挑戦を申し込むとともに、
IWGP世界ヘビー級挑戦権についても言及している。
現時点ではKOPWのルールやIWGP世界ヘビー級挑戦権については
公式には決定していないが、特殊ルールで行われるタイトルだけに
別タイトルの挑戦権が賭けられてもおかしくはないだろう。
はたしてオーカーンはKOPWのベルトとともに初のIWGP世界ヘビー級挑戦
にたどり着くことができるのか。
KOPWのルールとともに注目されるところである。
このように現時点でシリーズ最終戦にタイトル挑戦が決まっている
鷹木信悟だが、本当に挑戦できるのかはまだまだ不明瞭だ。
40歳にしてモテ期が到来したこの男が難敵二人を倒し、
発表通り至宝のタイトル挑戦にたどり着けるのか。
引き続き注目しておく必要があるだろう。