昨日後楽園ホールで行われた新日本プロレス、POWER STRUGGLE。
その第3試合では昨日の記事でもお伝えしたように、
ボルチン・オレッグがザック・セイバー・Jrに挑戦するTV王座選手権が行われた。
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この多くの注目を集めたタイトルマッチは13分38秒という制限時間の残りわずかで
ザックがボルチン・オレッグを下したが、その試合内容はやはり只者ではなかった。
この印象はおそらく私だけではなく、多くのファンの方が抱いた印象かと思うが、
この男はすでにヤングライオンレベルの実力は超越していると言っていいだろう。
今回の戦いではザックの世界一と言われるテクニックに対し、
ボルチンのパワー、レスリング技術が通用するのかという部分で合ったかと思うが、
個人的には十分に通用していたのではないかと感じた。
つまり新日本プロレスのトップレスラーであるザックと互角に争う実力が
ボルチンにはすでにあるとも言えるわけだが、そうなると今後期待されるのは
いつ彼がヤングライオンを卒業し、本格的に新日本プロレスの本線に参戦するのか?
というところだろう。
その際には早期でのタイトル挑戦も期待されるだけに、
今後のボルチン・オレッグの動向に注目しておきたいと思う。
また今大会の第2試合ではLIJの内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太と
J5GのSANADA、タイチ、上村優也の一戦が行われたが、
この一戦もただの前哨戦の域を超えた熱戦が繰り広げられた。
メンバーを見てもどういう決着になるのかの予想が難しかったが、
結果は時間切れ引き分けと決着がつかなかった。
特に辻陽太と上村優也の同期対決はともに凱旋帰国してからは
初めてとなるだけに注目されたが、その期待に違わぬ好勝負が行われた。
今後二人は何度も戦うことになることは間違いないが、
その一戦がどのようなシチュエーションとなるのかが注目となるだろう。
お互い目指すところはIWGP世界ヘビー級王座であるだけに、
それを賭けての戦いとなれば素晴らしいことだろう。
はたして二人のシングルマッチはいったいいつ行われるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。
このように開催中のジュニアタッグリーグだけではなく、
その他にも好勝負が続出する新日本プロレス。
やはりこの団体からは目を離してはいけないだろう。