先日、新日本プロレス公式サイトより、次期シリーズ開幕戦である
札幌大会2連戦の全カードが発表された。
両日のメインは既報通り、初日はIWGPジュニアヘビー級の
そして二日目はIWGPタッグのタイトルマッチとなる。
ともに因縁深い選手同士の戦いであり、注目点の多いタイトルマッチであるが、
今後東京ドーム大会を筆頭に多くのビッグマッチが控えていることを考えると、
次の挑戦者が誰になるのか?ということも大いに気になるところだ。
そこで今回の記事では、この両日のタイトルマッチが終了後、
誰が次期挑戦者に名乗り上げるために現れそうなのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
まずはIWGPジュニアヘビー級王座であるが、
個人的には次の挑戦者は復帰するであろう高橋ヒロムの一択と考えていたが、
ここにきて思わぬ伏兵が登場してきた。
それはタグチJAPAN監督として普段は活動している田口隆祐である。
普段はコミカルなテイストでファンを楽しませている田口監督であるが、
時折見せるマジモードの時の恐さ、強さはファンの方ならよくご存じのことだろう。
そんな監督が今回現王者のデスぺとのツイッターのやり取りの中で
ついにこんな言葉を発した。
↓
ありがとう
— 田口隆祐(TAMA-KYU公式PR大使)2月17日みちしるべ体操発売! (@taguchiryusuke) 2021年7月3日
じゃあ、そろそろおふざけなしで
いかせてもらおうかな https://t.co/M3wjrbiVF8
おふざけなしでいかせてもらう。
これは監督からの挑戦表明と言って間違いないだろう。
またこの札幌大会に監督が参戦していることを考えても、
もし王者のデスぺが今回防衛すれば、
彼の前に姿を現すのは真剣モードの田口隆祐かもしれない。
おそらく今年最初で最後となるであろう監督の挑戦を
期待するファンは私だけではなく、多くのファンもそうではないだろうか。
では次は二日目のメインとなるIWGPタッグについて考えてみたいと思うが、
こちらはおそらくどちらが勝利したとしても、
次に名乗りを挙げるのはUEのオーカーン・コブ組で間違いないはずだ。
今回の札幌大会に参戦する選手で他にめぼしいチームもないことを考えると、
オスプレイの王座返上で勢いがストップしたと言えるUE勢が巻き返しを図るため
次の標的としてタッグ王座を狙うことは必然と言えそうだ。
個人的にはBCからKENTAとEVILのタッグの挑戦が見てみたいが、
おそらく現状両者は別の標的を狙うことになるようなので、
現実的には実現が難しいだろう。
実はタッグ巧者でもある両者が組めば、実力的にも申し分なく
また話題にもなると思うが彼らの挑戦はあったとしても、もうしばらく先になりそうだ。
しかしこの二人のタッグを見てみたいのは私だけではないだろう。
さて今回は札幌2連戦で行われるタイトルマッチのその先について書いてみたが、
今後のビッグマッチまでの大会スケジュールを考えると、
この2連戦でさらに大きな動きがみられることになるかもしれない。
そんな札幌大会2連戦まで残り1週間。
いろいろなことを想像し楽しみながら待っておきたいと思う。