8.13の両国国技館でのG1CLIMAX33の優勝決定戦を終え、
しばしのシリーズオフを迎えていた新日本プロレス。
高橋ヒロム、オスプレイ、ザックなどは他団体での活動を精力的に行っていたが、
新日本プロレス本体としては約1ヶ月ぶりのシリーズ、
DESTRUCTIONシリーズががまもなく開始となる。
まずこのシリーズは9.8より後楽園ホール2連戦で始まるが、
早くもこの後楽園ホール大会でタイトルマッチが組まれており、
両大会とも見逃せない大会となりそうだ。
まず初日の9.8ではザック・セイバーjrが持つTV王座に、
ボルチン・オレッグが挑戦する。
👇
このタイトルマッチは8月の両国でボルチン・オレッグがヤングライオン同士の
勝ち抜き戦を勝利し決定したわけだが、圧倒的なポテンシャルを持つ
この男であればいきなりタイトルをダッシュしても不思議ではないだろう。
一方のザックからすれば、ヤングライオン相手に当然負けられないところであるが、
その技術をボルチンがパワーで凌駕してしまうかもしれない。
はたして今シリーズ最初のタイトルマッチの結末はどのような結果になるだろうか。
そして翌日9.9ではオカダ・カズチカ、棚橋弘至、石井智宏の持つネバ−6人タッグ王座に、
真壁刀義、天山広吉、タイガーマスクの3人が挑戦する。
👇
このタイトルマッチの経緯を書くと、それはG1最終戦で真壁刀義、タイガーマスクが
バックステージでコメントしたことがきっかけとなり決定した。
👇
8.13両国大会で行われた棚橋&石井&エディ・キングストン&YOH vs 真壁&天山&小島&タイガーの試合後に、石井が「天山、そんなもんか、オイ! 昨日『オレは落ちていく一方だ』とか言ったらしいな? そんな気持ちだったら、リングすぐ降りろ、オラ!」と挑発。「その腐った根性、叩き直してやる。シングルでも何でもやってやるよ! 」と発言。
一方、試合後の真壁が「オレたちはよ、価値があるんだよ! 誰も追いつけねえ程の価値があるんだよ」とコメントすれば、タイガーも「オレたちみんな動ける、試合で。動ける。お客さんも沸いてくれる。なんでオレたちはそんなに試合を少なくされなきゃいけないんだよ」と、試合が減少している現状に対して、不満を露わにしていた。
つまり一時代を築いた選手たちが現在の状況を不満に思い、
それをアピールしたということだが、オカダ・カズチカを筆頭とした王者組は
当然負けられない思いが強くあるだろう。
しかし真壁たちの思いもファンであれば理解できるところも大いにあるだけに
どちらを応援するのか迷う一戦ではないだろうか。
そんな真壁刀義、天山広吉、タイガーマスクの思いはYou Tubeでも
視聴可能なのでぜひ大会前にご覧いただければと思う。
👇
そしてこの9.9後楽園ホール大会は多くの期待を集めている証拠として
全席(立ち見含む)が完売という結果を残している。
今大会はこの試合以外にも多くの試合が組まれているが、
大方のファンの注目はこのネバー6人タッグで間違いないだろう。
はたして真壁刀義たちは、現在の新日本プロレスを支えている王者組を倒し
意地を見せることができるのか?
大注目の一戦となることは間違いないだろう。