先日AEWとの合同興行、Forbidden Doorを終えた新日本プロレス。
今回のAEWとの興行にとどまらず、昨今の新日本プロレスは他団体との交流が活発である。
まず先日も記事にしたが、上述したForbidden Doorでケニー・オメガから
USヘビー級王座を奪還したオスプレイがNOAHの象徴である丸藤正道との
対決を希望している。
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また近々で言えば7.2神戸ワールド記念ホールで行われるドラゴンゲートの
ビッグマッチに高橋ヒロムが出場しYAMATOとシングルマッチを行う予定だ。
(鷹木信悟もセコンドで登場?)
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この対決は3月に行われたジュニアオールスター戦での流れを受けてのものだが、
ドラゴンゲートにとってはいろいろな意味で大きな影響を与えることは間違いないだろう。
そんな活発な交流が続く中、また一つジュニアオールスターで起きた展開の一つが
実現することとなった。
そうそれは新日本プロレス、HOTのSHOがプロレスリングBASARAの
後楽園ホール大会に出場し木高イサミとシングルマッチを行うのだ。
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ー3・1 J r.夢の祭典の続きをやろうー
— プロレスリングBASARA (@basarapw) 2023年6月27日
【7・23(日)後楽園大会決定カード】
🔸シングルマッチ🔸
木髙イサミ🆚SHO
🎟️ぴあhttps://t.co/H9hpS8u2yv
🎟️チケットペイhttps://t.co/HqULVIFCMm
🔻大会詳細https://t.co/Vvwo9J7mKC#basara_pw#njpw pic.twitter.com/pNnkEo5B5e
そのオールスター戦での二人の戦いは以下のリンクでご覧いただければと思うが、
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その試合後木高イサミがSHOに対しこのような発言を投げかけていた。
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■木髙のマイクアピール
「オイ、SHO。そんなにアイテムが使いんだったら、ハードコアでも、デスマッチでも!(場内拍手&歓声)。この俺、木髙イサミが受けてやるよ、コラ!(場内拍手&歓声)」SHOは「やらねーよ!」と罵声を浴びせて退場。リング上の3人は両手を突き上げてから退場
つまりこのときの伏線が今回回収されたということであるが、
数年前の新日本プロレスであればなかなか考えられないフットワークの軽さである。
その他にも継続的な交流が続いているNOAHや、
ここ最近は全日本プロレスとの交流も盛んである。
それは現三冠ヘビー級王者が永田裕志であることを考えればよく分かることだが、
はたしてこのような他団体の交流は今後も続いていくのだろうか?
その答えだけをいえば、それはおそらくYESということになるかと思うが、
その理由は新日本プロレス自体の業績的な回復ももちろんだが、
コロナ禍という未曾有の事態の影響で苦しい状況である国内の他団体を
ともに盛り上げていきたいという部分もあるかと思う。
国内のプロレス界では1強と呼ばれる新日本プロレスだが、
他に対抗相手が現実に減ってしまえば、やはり業界全体の成長も限られてしまうだろう。
そのような理由もあり今後もしばらくは他団体との交流は続いていくのではないだろうか。
ファン目線からすればそれは新鮮なカードが多く見られることを意味するので大歓迎であるが、
歴史を紐解けばこのような交流のあとには、団体の消滅という闇の部分もあることは事実だ。
我々ファンとしては見守るしかないが、唯一杞憂であるのはそのあたりではないだろうか。