ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】二つのIWGP世界ヘビー級のベルトをめぐる戦いはどうなっていくのか?

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(出典:新日本プロレス公式)

 

先日行われた8.14LA大会に突如姿を現した

前IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ。

 

 

そしてリング上で以下のマイクアピールを行った。

ここに来られて嬉しいとでも言ったほうがいいか? でも、俺はロサンゼルスなんて大嫌いだ。俺が今日ここに現れることも予想してなかっただろうけど、会社に一つもの申したい。復帰する準備はできた。もうすぐ『G1』が始まるよな? なら、ここでハッキリ宣言させてもらおう! ウィル・オスプレイは今年の『G1』に出ない! もっと言うと、日本のリングには戻らない! 俺はニュージャパンのためを思い、自分を犠牲にしてでもベストを尽くしてきた! なのに俺がたった4カ月の休養を頼んだら、会社はその代償として俺からIWGPのベルトを取り上げた! ジョン・モクスリーの野郎は一年以上もUSベルトの防衛戦もしていないっていうのに、なぜここまで身をボロボロにして全てを捧げてきた俺にそんな仕打ちができるんだ! ここで俺から一つ要求がある。シンゴ・タカギ!(ファンが拍手をすると)そうだよな、オマエらファンはタカギが大好きだよな? でも俺は首を負傷していながら、あいつに勝ったんだ。たしかにいま、アイツがベルトを巻いているかもしれないが、アイツは”真”チャンピオンではない! あくまでも”暫定”チャンピオンだ! その証拠にベルトは今俺の手元にある(ベルトを取り出す)。俺は一度も負けてない! だからここから誰が相手でも、ニュージャパン以外の選手でもいい、俺がこのベルトを防衛していく!”禁断の扉”だってこじ開けてやる!(ファンがAEWと叫ぶ)黙れ! AEWなんかに俺と対等に闘える奴はいない! 今日から俺がこの『STRONG』を制覇する! LA道場の雑魚ばっかりだった『STRONG』のマットにもようやくホンモノのスターが登場だ

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

もちろんこのマイクアピールの中にあった、

G1に出ないや日本に行かないという発言も衝撃的であったが、

 

 

さらに衝撃を与えたのは、あのIWGP世界ヘビー級王座と極めて酷似している

ベルトをオスプレイが持ち出したことだろう。

 

 

私もリアルタイムでこの大会を見ていたが、

オスプレイがベルトを持ち出したときは、

久しぶりに予想外の展開をつかれたと感じた。

 

 

また同時に二つになったこのIWGP世界ヘビー級のベルトを

めぐる戦いが今後どうなるのか?にも大いに興味がわいた次第だ。

 

 

そこでここからは今後この二つのベルトがどうなっていくのか?

それらについて書いていきたいと思う。

 

 

まずオスプレイの今後の拠点だが、LA大会のコメントから推察すると

STRONG、すなわちアメリカであることは間違いなさそうだ。

 

 

つまり現在毎週配信中のNJPW STRONGの主役は、

有観客興行へとシフトチェンジしたことを契機に

オスプレイが担うということになるというわけだ。

 

 

そしてそこで自身が保持していると主張する、

仮に新・IWGP世界ヘビー級王座とでもいうべき王座の

タイトルマッチを行うのではないだろうか。

 

 

つまり紆余曲折を経て統一されたIWGP世界ヘビー級王座が

現実として二本存在することになり、日米で防衛戦が行われるということが

今後予想されるということだ。

 

 

個人的にこの展開は大変面白く感じているが、

もちろん否定的な意見も今後噴出することになるだろう。

 

 

団体の歴史ある至宝のベルトの軽視。

否定的な意見を要約すれば、おそらくこのようなことになると思う。

 

 

しかしエンターテイメントとして考えた場合、

上記のような仕掛けは現在の情勢においては必要不可欠かもしれない。

 

 

以前とは比較にならないくらい多くの娯楽がある時代であり、

かつコロナ禍でいろいろな制約もある。

 

 

そのような状況の中で、新日本プロレスというモノを選んでもらうには

これまでにない展開を見せるのはある意味当然の戦略ではないだろうか。

少し話はそれたが、今回の件に関しての意見を上に述べておきたいと思う。

 

 

では話を戻すが、この二本のベルトをめぐる戦いは最終的に

どのような展開を迎えるのだろうか?

 

 

それはもちろん自ずと二本のベルトのどちらが本物なのかという論争になるだろう。

そのような展開になれば現王者であるあの男が黙っているわけはない。

 

 

今回の場合で言えば、オスプレイの方がジァイアニズム満載であるが、

本家とも言える鷹木信悟にとっては、今回のオスプレイの行動は

到底許されるものではないだろう。

 

 

つまり二人は然るべき場所で戦う運命にあるということだ。

そしてもちろんその然るべき場所とは2022年初頭の東京ドームということになるだろう。

 

 

今年もここ数年と同様新春のドームが

二日間の興行であれば彼ら二人の戦いがどちらかのメインを任されるはずである。

おそらくそこで今回勃発した二本のベルトをめぐる戦いは一旦終息することになるだろう。

 

 

さてここからドームまで約5か月ほどあるが、

これからの日本、アメリカ双方で起こる展開は

どのようなことがあってもおかしくはないだろう。

 

 

特にアメリカではより短いスパンでいろいろなことが起こるような気がする。

つまり今後我々ファンは日本だけではなく、

アメリカでの出来事も追いかける必要があるということだ。

 

 

個人的にはそれは楽しみが増えたと感じているが、

はたして皆さんはどのようにお考えだろうか?

 

 

いろいろな意見はきっとあるだろうが、

ぜひこの状況を否定するのではなく、大いに楽しんでほしいと思う。

 

 

 

 


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