9.24 神戸ワールド大会で行われる、L.I.J対UNITED EMPiREによるシングル3番勝負。
その戦いを前に両ユニットの抗争は激化の一途を辿っている。
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(神戸大会のカードはこちら)
その神戸ワールド大会まで残り1週間を切ったが、先日の9.17福岡大会で
ひとつ大きな動きがあった。
その動きとはここまでオーカーンにUE入りを勧誘されていた鷹木信悟が
その答えを出したのだ。
ここまで鷹木信悟は各所で揺れ動いているような胸中を話していたが、
彼の答えはやはりオーカーンの勧誘を断り、LIJに残るというものであった。
そしてその後のバックステージで鷹木信悟はこのようなコメントを残している。
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答えなんか、最初から決まってたよ。L.I.Jをやめるどうこうよりもよ、俺が(UNITED)EMPIREに行く理由があるか? 橋爪さん、俺がEMPIREに行ったって面白くねぇじゃん。O-カーンとか、ジェフ・コブもそうだ、HENAREもそうだ、オスプレイもそうだ、あいつらと組んだら、闘えなくなるんだから。こんなもったいないことねぇだろ。あんなケンカしがいあるヤツらとな、当たれなくなるんだったら、そんなの(UNITED EMPIREに移ること)あるわけねぇだろ。
まぁ、あいつらも真剣に言ってないこと、俺もわかってたけど。ま、これで(Tシャツを)切っちまったから、神戸(9.24)じゃただじゃ済まねぇな、こりゃあ。もちろん俺も、無傷で終わるつもりはねぇ。どっちかが潰れるまで、俺も内藤も陽太も、3連勝しなきゃな。3連勝しなきゃ、話は済まねぇよ。これでようやく、神戸に向けて完全にスイッチが入った。
お客さんが疑心暗鬼になりながら(試合を)見るのはよくないと思ったから、なんといっても博多といえば、俺のデビューの地だから、オォちょうどいい所だな、博多でしっかり俺の意思表示をしようと思ってた。俺に迷いや、悩みなんかねぇよ。当たりめぇだろ。俺はいつだって一心不乱! 我が道を、突き進むだけだよ
いつもどおり話は長めだが、要約すると鷹木信悟はUNITEDEMPiREには
最初から入る気はなく、戦い甲斐がある選手たちとの対面を選択していたということだろう。
この鷹木信悟の行動に対するオーカーンの反応を見ると、
神戸大会でのシングルマッチは波乱の展開が予想されるが、
はたしてオーカーンはこの屈辱を晴らすことができるだろうか。
そしてL.I.JとUNITED EMPiREの戦いはこれだけではない。
神戸大会では内藤哲也とジェフ・コブによる”挑戦権利証マッチ”が行われる予定だ。
この二人の戦いは公式ではスペシャルシングルマッチという発表だが、
内藤哲也は自作の権利証とエコバックによるケースを持ち歩き、
コブとの対戦は挑戦権を懸けた戦いにすると宣言している。
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上述したように、現時点では内藤哲也とジェフ・コブの戦いは権利証マッチとは
宣言されておらず、内藤哲也の主張はいつものように新日本プロレスから
スルーされているが、はたして本番までに何らかの動きはあるのだろうか。
このように戦いを目前にし、抗争が激化している両ユニットだが、
ともに役者が揃っているだけに、前哨戦も大いに盛り上がっているように思う。
はたして神戸大会が終わったとき、両ユニットの勢力図はどう変化しているのか。
今週日曜日のこの大会は見逃し厳禁の大会となるだろう。