上記の記事、これは先日Numberweb上にアップされた、
オカダカズチカに関する記事である。
プロレスファンの方であれば、ご覧になった方も多いのではないだろうか。
そしてその記事を巡り今、オカダカズチカが怒っている。
それは以下のツイッターや、定額制の音声サービスであるナウボイスを
ご確認いただければよくわかるはずだ。
記者が勝手に断言して記事にしないで欲しい。
— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) 2020年8月21日
取材してくれればいいじゃん。 https://t.co/r6GB56kDh8
（オカダカズチカ Twitterより）
（ナウボイス公式サイト）
ではなぜ普段は温厚とも思えるオカダカズチカが、
これほどの怒りの反応を示したのだろうか。
ただ単に自身が提唱したKOPWに関して、否定的なことを書かれただけなら
ここまで怒りをあらわにしなかったのではないかと思う。
オカダが怒りの根幹は取材が出来る立場でありながら、
それをすることもせず、断定的かつ否定的と捉えられる記事を
Numberという影響力のある媒体に掲載したことにあると思う。
事実私も検索エンジンで今回の記事を見つけた。
これだけを見ても影響力は強い媒体であると言えるだろう。
ではこれを見た人はどのように感じることが多くなりそうだろうか。
私はただの素人のプロレスファンだが、
新日本プロレスを応援している立場としては、
この記事を鵜呑みにすることはなかった。
むしろ書き手の端くれとして、この記者の方は何を思って、
そして何を狙って書いたのだろうと思った次第だ。
まあ違和感というヤツである。
しかしプロレスを、そしてオカダカズチカを知らない方、
もしくはコアなファンでない方が見れば、
少なからず良い印象は持たないだろう。
むしろオカダカズチカってこんな感じなの？と思うはずである。
有名税と言えばそれまでだが、それを取材もなしに書かれれば、
やはり誰でもいい気持ちはしないはずだ。
今回の件に関しどういう背景があるのかは知る由もないが、
だれも得をしない事態に進展していると言えるだろう。
無事終息することを祈るばかりである。
私も当ブログを通じプロレスブログをそれなりの期間毎日更新している。
そしてもちろんただのプロレスファンという立場なので、
選手の方々に取材することなどはできない。
ただいろいろな情報などから、いろいろなことを想像、妄想し
日々あれこれ書いているわけである。
プロレスファンとしての最大の楽しみである、
自分の脳内での想像をアウトプットしているということだ。
そして個人ブログなので制約があるわけではない。
よって基本的に思うがままに書いているのだが、
もちろんプロレスを応援するという気持ちが大前提にある。
そして当ブログを見た方が少しでもプロレスに興味を持ち、
ファンになってくれればとも思っている。
基本的にネガティブな記事は書かないようにしているが、
表現の中でそのように伝わっていることもあるかもしれない。
今回の件を通じ改めてそんなことを感じた次第だ。
そして今回の記事の発端となったKOPW2020だが、
新日本プロレスファンにIWGPという価値観とは違う、
新たな価値観を提供したことをは事実である。
それをIWGPの象徴と言えるオカダカズチカが提唱したことに
大きな意味があると感じている。
大きなリスクとなるであろう、
タイトル戦線から距離を取ってまでオカダがしたかったこと、
これももちろん想像でしかないが、
一言でいうとこれまでの新日本にない戦いを生み出し
より多くのファンにプロレスを広げたいということではないだろうか。
そんなオカダカズチカを、そして新日本プロレスを、
今後も変わらずに応援していくことこそ、ファンが今やるべきことかと思う。
ネガティブなことをポジティブに変えることも
プロレスが持つ大きな力であると思っている。
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