ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】NJPW STRONG配信開始から考える2リーグ制

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

今月より開始されたNJoA発の配信番組NJPW STRONG。

この番組は毎週日本時間土曜11時より1時間の内容で

アメリカの特設会場から配信されている。

 

 

もちろんNJPWWOLDでの視聴も可能であるので、

ご覧になった方も多くいることかと思う。

 

 

NJPWWORLD リンク↓

https://njpwworld.com/

 

 

先週まで3回にわたりNJC USAを配信し、その優勝者はKENTAに決定した。

このトーナメント覇者には、モクスリーの持つUS王座への挑戦権が

賭けられていたのでKENTAはそれを獲得したというになる。

 

 

次回からはNJC USAに続く新シリーズも始まるとのことなので、

今後は上記のUS王座を巡った戦いが繰り広げられることになるだろう。

 

 

つまり日本の展開とは別枠で、

アメリカ独自の展開が開始されるということだ。

 

 

また先週配信分のトピックスとしては、

あのジェイ・ホワイトがNJPW STRONGに初登場したことだろう。

 

 

新日本プロレスの現在のトップであるジェイがアメリカ配信番組に

登場したことは大きな意味を持つかと思う。

 

 

これらのことから考えると、KENTAならびにジェイは当面の間、

アメリカに軸を置くということであり、

彼らが中心となってストーリーが展開されるであろう。

 

 

上記の流れは以前から構想があったとされる2リーグ制への移行の

きっかけになるのではないかと思う。

 

 

これは本来のプランではないかと思うが、

今回のコロナ禍の影響の中で生まれた副産物であるかと思うので、

これを良い意味で利用していくのではないだろうか。

 

 

本来の2リーグ制のプランとはWWEのように通常はレスラーを二つに分け、

ビッグマッチにて両ブランドを対戦させる形を想定していただろう。

 

 

そしてその二つのブランドを上手く使い、

日本での興行と海外での興行を回していくことで、

ブランディングと収益を高めていく戦略であったかと思う。

 

 

今回の場合は渡航制限による組み分けとなってしまったので、

選手の割り振りが均等ではないが、(日本人選手と外国人選手がそれぞれに偏った)

ジェイが入ったことで海外組に関しても一定の層の確保はできたかと思う。

 

 

 NJPW STRONGを見ているとROHの一部選手も参加しているので、

アメリカ側の展開はROHを巻き込んでいくのかもしれない。

 

 

現実問題として海外勢が日本に来れるのがG1以降であると考えると、

11月以降のビッグマッチになると考えられるであろう。

 

 

もし現在アメリカに在住している選手がG1に来れないとなれば、

これから約2か月間をかけてUS王座を巡る戦いが繰り広げられるはずだ。

 

 

そのUS王座の展開の中心がKENTAと考えれば、

ジェイは別路線に進むということになるだろう。

 

 

中断前に組まれていた4月のROHでの

マーティー・スカル戦が流れたことも考えると、

 

 

前回放送分で登場したヒクレオやその他のBCメンバーとともに、

ROH勢との抗争が主流になるということだろうか。

 

 

これらを総合すると今後の流れとしては、日本ではG1を行いつつ

アメリカではUS王座やその他の抗争が始まると思われる。

 

 

そしてこれらを同時進行し、その決着を秋口に日本で行う。

 ファンにとっても、外国勢がG1にもし参戦できないなら、

これが最善の策になると考えられる。

 

 

また契約問題が噂されるモクスリーも

日本でなら防衛戦も可能であるだろう。

 

 

図らずしも二つのストーリーが同時に進められていく展開であるが、

これはこれまでにない試みであるので、

見方によれば楽しみが2倍に増えたと言えるだろう。

 

 

もしかすると今後この形が新日本プロレスの

ニューノーマルになるのかもしれない。

 

我々ファンは日米二つのストーリーから

目を離してはいけないということである。

 

 

 
 

 


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