4.4両国 SAKURA GENESISで行われるIWGPジュニアタッグ選手権。
挑戦者のYOHにとっては復帰戦がタイトルマッチとなる。
それについて王者デスペラード、そして金丸義信がツイッターで苦言を呈しているが
それはチャンピオンからすればもっともなことだろう。
今回のタイトル挑戦はYOHが約1年近く欠場後の復帰宣言で
挑戦をアピールし決まったという経緯がある。
王者からすれば何の実績もないのに挑戦とはどういうことだ!
と思っても不思議ではない。
王者組の怒りはそのあたりから来ているのだろう。
またデスぺが不満を抱いているのには他の理由もありそうだ。
それはYOHの以下の発言である。
↓
俺自身が、SHOくんと、(ROPPONGI)3Kとして、どこまでできるか、どこまで闘えるか、それを確かめたい。確認したい。今言えるのは、それだけです
(引用:新日本プロレス公式)
3Kとしてどこまで出来るか確かめたい。。。
デスぺはこれに大きな不満を抱いている。
それはタイトルマッチをお前らの確認の場にするな、ということだろう。
これも王者からすればもっともなことである。
このような経緯があり、このタイトルマッチはなにやら不穏な空気であると言えるだろう。
そしてそれ以外にもこのタイトルマッチが普通には終わらない可能性もありそうだ。
それはYOHの復帰前に噂されていた展開が起こるかもしれないということである。
YOHの欠場中に相方のSHOがシングルで大きく飛躍したこともあり、
YOHが復帰するときはフェイスターンするのでは
という噂がSNSなどで盛んに囁かれていた。
そしてそれに呼応するように、先日YOHがSNSを削除したことで
その噂は真実味を帯びた。
だが先日の復帰宣言はこれまで同様のYOHで登場したので、
そこでのフェイスターンはなかったわけだが、
まだこれで3Kがこのまま続くとは言い切れないだろう。
SHOくんとどこまで戦えるか確認したい。。。
これを深読みすれば俺は3Kのままでいいのかということを確認するともとれる。
戦っているうちにYOHのなかで何か違和感を感じれば、
もしかすると試合中に、もしくは試合後に何かが起こるのかもしれない。
それは3Kとしての戦いの終止符を打ち、新たな一歩を踏み出すということだ。
もし本当にそのような動きを見せたのなら、欠場中に噂されていた
あのユニットへの加入も十分にあり得るだろう。
そのようなことを考えると、このタイトルマッチは一筋縄では
終わらないような気がするし、そんな展開を期待しているファンも多いのではないだろうか。
さあ、1週間後に迫ったSAKURA GENESISの舞台でYOHはいかなる決断をするのか。
勝敗の行方とともに注目していきたいと思う。