先日、AEWとの合同興行であるForbidden Doorが終わり、
今後の新日本プロレスはSTRONG興行を挟み、Ḡ1クライマックスへと突入する。
さて今年のḠ1クライマックス33は読者のみなさんもご存知のことかと思うが、
全32選手が参加し4ブロックによって争われる。
また今大会は準々決勝制が設定されており各ブロックから2名が進出する。
そして試合形式は20分1本勝負に変更され行われることとなった。
つまり今年のレギュレーションをまとめると、
ブロックから2名が進出することで多くの選手に上位進出のチャンスがある。
また試合時間が短くなったことで引き分けが増えることが予想されるが、
それも番狂わせと呼べる結果を引き起こすかもしれないがいったいどのような
選手たちがブロック突破をはたすだろうか。
それではここからはかなり早い時期の予想となるが、
各ブロックで誰がブロックを突破するのか書いていきたいと思う。
まずは最も注目されているであろうAブロックから始めていこう。
現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAを筆頭にNOAHから参戦の清宮海斗、
また新日本プロレスの新世代選手が集まった最注目のブロックだが、
準決勝進出の予想はかなり難しいところである。
順当に考えれば1枠はSANADAということになるだろうが、
残る1枠に若手選手のうち誰が進出するかは直接対決の行方も含め全く未知数である。
個人的には辻陽太の進出を願っているが、清宮海斗が進出する可能性も大いにあるだろう。
はたしてこのAブロックからは一体誰が勝ち抜け、世代を牽引することになるだろうか。
それでは次はBブロックに進んでいこうと思うが、今回のメンバーは以下となっている。
このBブロックは名前を見る限り、多くのファンの方がオカダ・カズチカと
ウィル・オスプレイの勝ち抜けを予想するだろう。
事実私の第一感も同じであった。
その中で番狂わせを起こす可能性がある選手を探るとすれば、
それはグレート・オーカーンだろうか。
世代的にはAブロックに入ってもおかしくはないオーカーンだが、
今回は良くも悪くもその枠を外れBブロックにノミネートされた。
これについてオーカーンはこのようなコメントを残している。
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『G1(CLIMAX)』のことじゃが、Aブロック、文句言ったが、あれはあれでいいんじゃないか? 出る杭同士で打ち合って、勝手に共倒れてろ。余は新世代でも貴様らとは存在が違うんだよ。レベルが違うんだよ。いや、次元が違うんだよ! Bブロックでウィル・オスプレイ、そして前IWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダを処刑し、新世代の貴様ら辻、成田、海野、誰が来ても必ず処刑して、余が新日本プロレスを仕方なく指導してやるよ。指導者になってやる
このコメントからオーカーンの心情を推察すれば、
同じ時期にデビューした選手たちと戦いたかった気持ちもあるが、
選ばれたBブロックを勝ち抜き、彼らの挑戦をうけることで、
自身が世代のトップであると知らしめるということではないだろうか。
その存在感から信じられないが、まだキャリア5年目であるグレート・オーカーン。
彼がもし二強と呼ばれるオカダ、オスプレイの壁を崩し、
準々決勝に進出することができれば、それはオーカーンによる世代交代と言えるだろう。
さてここまではA、Bブロックの準々決勝進出者について予想してみたが、
字数もかなり増えてきたので、残りのブロックに関しては次回の記事で
進めていきたいと思う。
そちらも引き続きご覧いただければ幸いだ。