7.16の札幌大会から始まったG1CLIMAX32。
すでに5大会が終了し消化の早い選手は2戦のリーグ戦が終わっている。
そこで今回の記事では各ブロックの現時点での状況と
これからの展望について書いていきたいと思う。
それが今後の皆さんの観戦の参考となれば幸いだ。
Aブロック
開幕前からモンスターブロックとして期待を集めていたAブロック。
その前評判通り連日ビッグマンたちがド迫力の戦いを繰り広げているが、
成績としては2戦2勝のオカダカズチカがトップを走っている。
この状況は戦前の予想通りの展開とも言えるが、
残り4試合で誰かこの超人を止める男が出てくるのか。
しかしもしオカダが敗れたとしても1敗であろうことを考えると、
すでにライバルとされるコブに勝利している事実はかなり大きいといえるだろう。
そう考えるとこのブロックは最も波乱なく、オカダがブロック突破を決めそうだ。
Bブロック
このBブロックも前評判通り現IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトが
2戦2勝とトップを快走している。
しかもその2勝は石井智宏、SANADAという
このブロックでも屈指の実力者から奪った勝利である。
そう考えるとこの男の圧倒的有利な状況は明白と言えるだろう。
この状況から今後の展望を考えるとカギを握りそうなのは、
25日時点でまだリーグ戦未消化のオーカーンと、
最終戦でジェイとの対戦を控えるタマ・トンガということになりそうだ。
オーカーンがジェイに対し波乱を起こし、
かつタマが最終戦を全勝、もしくは1敗で迎えることが出来れば、
波乱という結果が待ち受けている可能性が出てくるだろう。
Cブロック
このCブロックのここまでの最大のトピックスとしては、
やはり優勝候補と目されていた内藤哲也の連敗スタートだろう。
内藤哲也自身は1試合の勝敗によって、評価が変わるレベルの選手ではないが、
現実的にこの2連敗はかなり厳しい状況であることは事実だ。
そのあたりは前回の記事にも書いたのでご覧いただければと思う。
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上の記事と重複することとなるが、内藤哲也がブロック突破をはたすには
まず自身が今後4連勝するしかない。
そのうえで他の選手が星の潰し合いを行い、最終戦までにザック以外の選手が
2敗、もしくは3敗になっておかなければいけない。
これらはあまりにも細い糸だが可能性がゼロと言うわけではないことも事実だ。
はたして大逆転の内藤哲也がここから見られるだろうか。
Dブロック
このDブロックに関しては戦前の予想としてはオスプレイ、鷹木信悟の2強と
言われていたが、おそらく大きな波乱がなく
どちらかがブロック突破をはたすような気がする。
よって二人の直接対決が行われる8.6大阪大会の結果が
大きな意味を持つことになるだろう。
そしてその二人の勝ち上がりのカギを握りそうなのは、
ブロック内に3名いるバレットクラブのメンバーとなるだろう。
特にUS王座を巡る因縁の決着がまだついていないオスプレイとジュースの関係、
そして変幻自在のファイトを繰り出すファンタズモは、
各選手にとっては脅威となるだろう。
はたしてオスプレイ・信悟どちらがその包囲網をくぐり抜け
ブロック突破をはたすのか。
最後まで目を離せないことは間違いないだろう。
さて本日の記事ではG1のここまでのまとめと今後の展望を書いてみたが、
皆さんも今後の展望を日々予想していることだろう。
プロレスファンの最大の楽しみである予想を存分に楽しめるこのG1を
皆さんも引きつづき大いに楽しんでいただければ幸いだ。