G1CLIMAX32特設サイト
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大阪大会2連戦を終えここまで13大会が終了したG1CLIMAX32。
(8.9午前時点)
リーグ戦に限れば残りは5戦となるだけに、
まさにここからは生き残りをかけた戦いがより熾烈になるだろう。
そんな熾烈な戦いが予想されるG1CLIMAX32だが、
ここまでの状況はどうなっており、今後各ブロックから誰が勝ち抜けるのか?
今回の記事ではそのあたりに触れていきたいと思う。
Aブロック
先日の大阪大会でジョナがオカダを衝撃の強さで破ったことにより
一気に混戦となったこのAブロック。
可能性としては多くの選手に残されているかと思うが、
実質的にはオカダ・ジョナ・アーチャーの3名ということになりそうだ。
この3名の残りのカードを見てみると、
オカダ=ローラー、アーチャー
ジョナ=アーチャー、ファレ
アーチャー=ジョナ・オカダ
という組み合わせが残っている。
これを見てもわかる通りカギを握るのはアーチャーであることは間違いない。
現在1敗の二人がアーチャー以外の選手から勝利すると仮定すれば、
二人にとってはアーチャー戦の勝敗が明暗を分けることになる。
先日のオカダ戦に勝利したジョナは連勝すれば文句なしに勝ち抜けとなるが、
アーチャーがそれを阻止する可能性も大いにあるだろう。
この記事がアップされる頃には結果が判明しているが、
二人が激突する8.9広島大会が大きなポイントになることは間違いない。
Bブロック
このBブロックはなんといっても全参加選手の中で、
唯一全勝街道を走っている現IWGP世界ヘビー級王者
ジェイ・ホワイトが優勢だろう。
残りの試合数や直接対決が残されていることを考えると
可能性としてはタマ・トンガとタイチに残されている。
個人的にはこのブロックは最終戦の因縁の対決となる
ジェイ・ホワイトvsタマ・トンガ戦までもつれるかと考えているが、
ジェイが全勝でブロック通過する可能性も大いにあるかと思う。
今のジェイが負ける姿がなかなか想像できないだけに、
史上初となるIWGP世界ヘビー級王者が全勝で優勝という
新たな称号をこの男が手に入れても誰も驚かないだろう。
Cブロック
当初から混戦が予想されていたこのCブロック。
その予想通りここまでを終えて可能性が無くなったのはヘナーレのみであり、
その他の選手にはまだ可能性が残されている。
現在のトップは3勝を挙げている棚橋弘至であるが、
多くのファンが期待しているのはやはり内藤哲也の勝ち上がりだろう。
それを叶えるためには内藤哲也がまずKENTA戦に勝利し、
かつ棚橋弘至が連敗、そして後藤洋央紀がEVILに敗れなければ
最終戦となるザック戦まで可能性を残すことができない。
はたして内藤哲也はこの厳しい状況を潜り抜け、
逆転劇を完遂することができるだろうか。
Dブロック
このDブロックは戦前は鷹木信悟とオスプレイのマッチレースとみられていたが、
ここまでを終え首位に立っているのはデビッド・フィンレーだ。
しかもフィンレーは信悟、オスプレイから勝利し、圧倒的に優位な状況にある。
つまり残り試合に一つでも勝てば勝ち抜けが決まるわけだが、
はたしてこの番狂わせといえる決勝トーナメント進出は達成できるだろうか。
もしこのフィンレーの勝ち上がりが実現すれば、
新日本プロレス全体から見ても大きな展開の変化となるが、
それが難しいのも事実である。
そうなると考えられるのは鷹木信悟、オスプレイのどちらかとなるが、
その場合は直接対決に勝利した信悟が有利となるだろう。
各ブロック進出者予想
ここまでを踏まえて私が個人的に考える各ブロックの進出者は以下の通りだ。
Aブロック オカダ・カズチカ
Bブロック ジェイ・ホワイト
Cブロック 内藤哲也
Dブロック 鷹木信悟
なんともありきたりな人選となったが、
最終的にはこの4名が残るのではないかとみている。
はたして50周年の今年のG1を制覇するのは
いったい誰になるだろうか。