ここまでのリーグ戦、
2連敗からの2連勝という五分の星で迎えた内藤哲也。
そんな負ければ終わりの状況が続く中迎えた
今回の”ホーム”広島で迎えたKENTA戦だが、
流血しながらも何とか勝利を収め、今リーグ戦初めて勝ち越した。
KENTAはこの結果により3敗となりほぼ脱落は決まったかと思うが、
彼の価値はそんなことで落ちることはないだろう。
それよりも最近出版した自伝が早くも重版が決定したことを
KENTAは喜んでいるのかもしれない。
一筋縄ではいかないこの男の次なる標的は誰になるだろうか。
さて話を内藤哲也に戻したいと思うが、
前述したようにこの日のKENTAからの勝利で、
ザック戦を残し3勝2敗となった。
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これで勝ち点の上では首位に並んだわけだが、
直接対決で敗れている棚橋弘至と後藤洋央紀が3敗しなければ
勝ち上がりは出来ないだけに依然他力本願という状況は変わらない。
つまり内藤哲也は棚橋が残り2戦を連敗し、
かつ後藤が棚橋に勝ちつつ、EVILに敗れなければ
勝ち上がりは出来ないということだ。
多くのファンはこの展開を予想し、かつ期待していると思うが、
はたして現実はこの期待通りの展開となるのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。
さてそんな内藤哲也の元盟友である高橋裕二郎も
この広島大会で公式戦が組まれ、SHOのアシストを受けながらも
YOSHI‐HASHIから勝利を挙げた。
これでくしくも裕二郎も内藤哲也と同じ3勝2敗となり
Dブロックの首位に並んだ。
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さらに同じ3勝のフィンレーに勝利しているだけに、
実質裕二郎が単独首位といってもいいだろう。
はたしてこの終盤戦で裕二郎が首位に立っている
状況を誰が予想しただろうか。
おそらく裕二郎ファンであっても
予想していた人は限りなくゼロであったと思う。
もしこのまま裕二郎がミラクルを見せて勝ち抜け、
かつCブロックから内藤哲也が勝ち抜ければ、
昨年流れてしまった運命のNO LIMIT対決が、
武道館の決勝トーナメントで実現することになる。
はたしてこのエモーショナルな二人の戦いは実現するのか。
裕二郎の最終戦からも目が離せなくなったことは間違いないだろう。