10.18横浜武道館大会で行われる、Aブロック最終戦。
現状は上の星取表を確認いただければと思うが、
飯伏、信悟、ザック、KENTAの4人が12点で並走している。
つまりこの4人の最終戦の結果いかんで決定戦進出者が決まるわけだが、
はたしてどのような展開や結果が待ち受けてるだろうか？
そこで当記事ではこのAブロックの最終戦で何が起きるのか？
そのあたりについて書いていきたいと思う。
まず各選手の最終戦のカードは試合順も含めこのようになっている
第3試合 鷹木信悟vs高橋裕二郎
セミ ザック・セイバーJrvsタンガ・ロア
メイン 飯伏幸太vsKENTA
決定戦進出の可能性はいろいろパターンがあるが、
まず各選手はこの試合に勝利することが大前提である。
つまり負ければそれは決定戦進出を逃すという事を意味する。
順番に見ていくと信悟は裕二郎に勝利しても、
次の試合でザックが勝てばその瞬間にこのＧ1は終わる。
ザックは自身が勝利すればあとはメインの結果次第となるので
チャンスは残るという状況でメインを迎えることになる。
一方メインが純粋に決定戦となるには、
そこまでにザックと信悟が敗れるというサプライズが必要だが、
個人的にはこの可能性は十分にあるのではと思っている。
なぜならそれは信悟とザックの相手はKENTAと同門の
バレットクラブのメンバーたちだからだ。
信悟の相手の裕二郎はここまで不戦勝を含む2勝ではあるが、
実質勝利した一つは飯伏幸太からの勝利である。
まだ皆さんの記憶にもあの開幕戦のサプライズは刻み込まれていることだろう。
そんな裕二郎であるが、今回のＧ1では基本的に真っ向勝負を貫いている。
しかし彼はバレットクラブ内ユニット、ハウス・オブ・トーチャーのメンバーである。
この最終戦で自身の勝利のため、そして同門のKENTAを後押しするため、
そのヒールとしての姿を見せることは大いにあり得るのではないだろうか？
またはハウス・オブ・トーチャーには信悟との因縁も深いSHOも在籍している。
このＧ1ではまだEVIL戦の一度しか介入していないと思うが、
この最終決戦で介入してくる可能性は高いかと思う。
その結果、裕二郎が王者を倒すという
ビッグサプライズが起きても不思議ではないだろう。
再び裕二郎はピーターさんを歓喜にさせることができるのか、
まずは第3試合から注目しておきたいと思う。
そして次はザックvsロア戦だが、このG1でロアのシングルでの実力は
完全に覚醒したと言えるだろう。
点数的には4点と伸びてはいないが誰を倒しても不思議ではない
ポテンシャルを多くのファンに見せつけている。
よってここはバレットクラブメンバーの介入というパターンもあるが、
純粋な実力勝負でもザックを倒すということは十分に考えられる。
兄のタマ・トンガに続き、このロアも最終戦で男を上げることは出来るだろうか。
もし本当にここまで書いたような展開となれば、
メインイベントは勝った方が進出と極めて分かりやすいパターンとなる。
そうなれば4年連続の決定戦進出がかかる飯伏か、
初の決定戦進出を目指すKENTAか、ということになるが、
現在ファンの機運はKENTAにあるような気がしている。
開幕から1か月リング内外問わず、Ｇ1を盛り上げたKENTAは
このシリーズのMVPと言っていい存在だろう。
また戦い自体もヒールスタイルとバチバチとしたスタイルを
うまく使い分けリーグ戦が進むにつれスキがなくなっているように思う。
今のKENTAであれば実力だけでも十分に飯伏から勝利を奪うことは可能だろう。
そしてKENTAは忘れてはいけないがバレットクラブのメンバーである。
このメインが決定戦の雌雄を決するとなれば、他のメンバーたちが総出で
サポートすることも考えられるところだ。
以上のような展開から、私個人としてはKENTAの優勝決定戦進出を予想しているが、
はたして現実はどうなるだろうか？
巷ではオカダvs飯伏という王道的な決定戦のカードではと見る向きが多いが、
KENTAがその予想を崩せるか？に注目しておきたいと思う。
Ｇ1優勝者アンケートまもなく終了 ↓
