ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】土下座を巡る戦いとベルトを巡る戦い ~10.3愛知大会 Bブロック公式戦~

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(出典:新日本プロレス公式)

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(出典:新日本プロレス公式)

www.g1climax.jp

 

10.3愛知大会にて行われたBブロック公式戦。

今大会も白熱した熱い戦いが繰り広げられたが、

そこにはこれぞプロレスという二つのものをめぐる戦いがあった。

 

 

一つは鷹木信悟と飯伏幸太による至宝のベルトを巡る

まさに正統的なプロレスの戦い。

 

 

そしてもう一つは現代のプロレスを体現するような、

SNSに端を発した土下座を巡る戦い。

 

 

振れ幅は両極端であるが、どちらもプロレスというジャンルの

楽しさを表現した戦いであったと言っていいだろう。

 

 

その二つの中でまず取り上げたいのはKENTAとオーカーンの

土下座を巡る戦いである。

 

 

この二人の戦いは試合前のツイッターの攻防から始まっていたのだが、

その中でキーワードとなったのは”土下座”というワードだ。

 

 

この戦いはG1では異例となる試合前のKENTAのマイクから始まり、

急遽オーカーンが負ければ、土下座をするという展開となった。

 

 

試合自体は基本的には真っ向勝負であったが、

最後はヒール殺法を駆使しKENTAが勝利をかすめ取った。

 

 

しかしこの戦いの本当のハイライトはここからと言っていいだろう。

上の写真にあるようにKENTAが椅子に座り、約束通りオーカーンに土下座を強要したのだ。

 

 

そこで発したKENTAのセリフ、そしてオーカーンのリアクション。

それはどこかで、いやテレビで見た光景だ。

そうあの超人気ドラマ、半沢直樹の名シーンをオマージュしたのだ。

 

 

最後はドラマ通りではなく、オーカーンがエリミネーターを叩き込んだが、

試合開始からこの締めまで、完全なパッケージであったと言えるだろう。

 

 

この展開には賛否両論はあるかもしれないが、

二人は紛れもなく良質なプロレスラーであり、かつエンターテイナーである。

 

 

また両者ともまだ2敗であることを考えれば、

今後のリーグ戦の展開のカギを握る存在となるだろう。

以降も二人がどんな世界を見せてくれるのか、大いに期待したいと思う。

 

 

そしてここからは至宝のベルトを巡る昭和57年会同士の

戦いについて書いていきたい。

 

 

鷹木信悟vs飯伏幸太。

この二人はそもそも7.25東京ドーム大会でタイトルマッチを争う予定であったが、

ご存知の通り飯伏の体調不良により、そのタイトルマッチは流れてしまった。

 

 

今回のリーグ戦はその仕切り直しの一戦とも言えるが、

多くのファンの期待に違わぬ、

これぞG1、これぞ新日本のトップという戦いを繰り広げた。

 

 

今回は飯伏幸太に軍配が上がり、チャンピオンが敗れるという結果になったが、

二人の至宝を巡る戦いはこれからが本番といっていいだろう。

 

 

試合後のマイクで飯伏が挑戦表明したことを考えても、

G1の結果問わず年内にタイトルマッチが組まれることになるはずだ。

 

 

そしておそらくその舞台は11月の大阪大会となるはずだ。

東京ドームまでに王者の交代があるのか?

という部分にも注目しておく必要がありそうだ。

 

 

さて最後にAブロックのここまでをまとめようと思うが、

このブロックは不戦勝があることを考えると敗戦数を見た方がよさそうだ。

 

 

現在の首位は1敗のザック、それを2敗で5名が追う展開となっているが、

本当に誰が勝ち上がってもおかしくない混戦となっている。

 

 

決定戦進出は最終戦までもつれることが予想されるが、

同点の場合、直接対決の結果で決まることを考えると、

やはりザックが有利と言えるかもしれない。

 

 

史上2人目となる外国人のG1制覇を期待するファンも多いだけに

ザックの再加速を期待し、今回は終わりとしたいと思う。

 

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