ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】ザックとオーカーン 新たな名勝負数え歌のはじまり ~9.30後楽園大会 Aブロック公式戦~

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(出典:新日本プロレス公式)

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(出典:新日本プロレス公式)

www.g1climax.jp

 

先日9.30後楽園大会が行われ、Aブロックは4戦目が終了した。

日程の都合で5戦目のカウントに差があるが、

 

 

今大会でオーカーンを破り4連勝を果たしたザックが、

このブロックをリードしている状況である。

 

 

さてそのザックとオーカーンの戦いを振り返ってみたいが、

期待に違わぬ名勝負が展開された。

 

 

あえてサブミッションというザックの領域で臨んだオーカーン。

この試合は敗れたが、やはり彼のポテンシャルは凄いものがあると改めて感じた。

これは私だけではなく、きっと多くのファンの方がそう感じたことだろう。

 

 

新日本プロレスにはこれまでも、そして現在も幾多の名勝負数え歌と

呼ばれるカードがあるが、この二人の戦いもこれらの中に

今後数えられることになるはずだ。

 

 

次に二人がシングルで戦うのは、どの舞台となるのか。

今から楽しみにしておきたいと思う。

 

 

さてAブロックは今大会をもって選手によっては、

5戦目までの勝敗がカウントされているわけだが、

ここからは決定戦進出に向けての話を進めていきたいと思う。

 

 

まず決定戦に向けて圧倒的に有利なのは、

上述したように無傷の4連勝をはたしたザックである。

 

 

ザックは唯一不戦勝がないので、残り5戦を戦う必要があるが、

上位陣との対戦を終えていることを考えれば、

残りのリーグ戦で大きく崩れることは考えられないだろう。

 

 

上手くいけば全勝、悪くても2敗でリーグ戦を終えるのではと見ているが、

このような成績となれば他に誰がその可能性を残しているだろうか。

 

 

星取表を見ると苦しい立場にいるのはG13連覇を狙う飯伏幸太か。

すでに2敗を喫し、ザックにも直接対決で敗れている飯伏は、

まさにもう一つも負けられない状況である。

 

 

次のリーグ戦である鷹木信悟戦が大きな山場となるが、

もしここで敗れるようであれば、直接対決の結果に寄り

事実上終戦となるだろう。

 

 

つまり飯伏幸太が一縷の望みをつなぐには、

10.3名古屋大会では勝利が絶対条件であるということだ。

 

 

またその飯伏と10.3名古屋で対戦する、

IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟であるが、

彼もまたこの飯伏戦が大きなポイントなることは間違いない。

 

 

もしこの飯伏戦をクリアし、1敗をキープできれば、

まだまだ決定戦進出に大きな望みがあるが、この飯伏戦を落とせば2敗となり、

これも直接対決の結果で事実上終戦を迎える可能性が高い。

 

 

つまり鷹木信悟から見ても、次の飯伏戦は決して負けられないということだ。

よって昭和57年会同士による次の戦いは、今後のAブロックを占ううえでも

大きなポイントとなる戦いとなるだろう。

 

 

ここまでをまとめてみるとAブロックのボーダーラインは、

おそらく2敗ということが言えそうだ。

 

 

そう考えるとすでに3敗を喫している、石井、ロアは厳しい立場である。

また2敗の選手たちも、今後星の潰し合いが始まることを考えると、

苦しい立場であると言えるだろう。

 

 

そうなれば決定戦進出争いは、現在無敗のザックと

1敗の鷹木信悟、オーカーンに絞られたと言えそうだが、

信悟とオーカーンは今後対戦が控えている。

 

 

つまり二人もまた星の潰し合いをするということであり、

それはどちらかが脱落を意味するということでもある。

 

 

そして繰り返しとなるがザックはすでにこれらの上位陣から勝利している。

条件を考えれば考えるほど、ザックの決定戦進出が濃厚に見えるが、

はたしてここから想像もつかないようなドラマが起こるのだろうか。

 

 

これから舞台を西へ移しながら続いていくG1CLIMAX31。

英国の若き匠が新日本の頂点にこのまま駆け上がるのか?

引き続き注目していきたいと思う。

 

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