まずはこの動画をご覧いただきたい。
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【お詫び】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2024年1月11日
タマ・トンガ選手のプロフィール削除と、NEVER無差別級チャンピオンのEVIL選手 誤表記に関してhttps://t.co/CuflID545W#njpw pic.twitter.com/HcZ38CtJV6
すでに公式サイトでは元に戻されているが、先日ネバー王者のタマ・トンガの
プロフィールが消され、ネバー王者の部分にEVILが掲載されていた。
タマ・トンガが今月いっぱいでの新日本プロレスを宣言しているため、
この処置は事務方のミスかと思われたが、首謀者はなんとEVIL本人であった。
上の動画にもあるように新日本プロレス事務所に潜入し、
担当スタッフを脅してデータを改ざんさせてようだ。
まさにファンの予想の斜め上の行動で大きな話題を呼んだEVILは
いまやヒールの鏡と言っていい存在に成長したといっていいだろう。
ではなぜヒール転向後、しばらくはファンからヘイトを買っていたEVILが
ここまでファンから指示されるようになったのかということだが、
それは一途にヒールとしての姿を貫いてきたからだろうか。
もちろんEVIL自身も少しずつその方法論を変化させており、
それがファンの良い意味でヒールとして認められたと言えそうだ。
これは師匠とも言える内藤哲也も通ってきた道と言えるが、
違う点といえばダークヒーロー化した内藤哲也と比べると、
EVILは徹頭徹尾いまだヒールとしての立ち振舞を続けていることだ。
その結果いまや新日本プロレスで唯一の存在となり、
それは新世代のベビーフェイスである海野翔太やNOAHの清宮海斗を
より光らせ、彼らの成長に一役買っていると言えるだろう。
そんなEVILは1,20愛知大会でタマ・トンガが持つネバー王座に挑戦するが、
現状の展開を考えると、かなりの確率でタイトルを奪取することが出来そうだ。
そうなるとここ最近続いてきた真っ向勝負のネバータイトルが、
一味違うテイストのタイトルへとなりそうだ。
元2冠王者であったEVILとしてはネバーは通過点かもしれないが、
これを足がかりに再び頂点を目指すためには今必要なタイトルかと思う。
はたしてEVILはこのチャンスを活かし、再びタイトル戦線へと戻ることが出来るのか?
今新日本プロレスで最注目と言えるこの男から目を話してはいけないだろう。