3.6大田区体育館で行われた新日本プロレス51周年旗揚げ記念日大会で、
衝撃のバレットクラブ入りをはたしたデビッド・フィンレー。
そして先日バレットクラブ加入後、初めてとなる試合が3.8福島大会で行われた。
この日フィンレーはKENTA、エル・ファンタズモ、チェーズ・オーエンズと組み、
JUST4GUY'Sと戦ったわけだが、
その中で戦前より注目されたのは、今回のフィンレー加入に不満を持っている
とされるエル・ファンタズモの動向である。
この日バレットクラブのテーマに乗り登場してきたメンバーであったが、
試合前のToo Sweetポーズには最後まで手を合わせることを躊躇し
そのまま相手側に襲撃され試合が始まってしまった。
また試合中もエル・ファンタズモからフィンレーにタッチすることなく、
そしてカットにも入ることなく不穏なまま試合が進んでいた。
試合自体はフィンレーがTAKAに勝利したわけだが、
その試合後のToo Sweetにも最後まで輪に入ることを躊躇していた。
最終的には手を合わせたわけだが、これをもって関係が良好になったというわけではないだろう。
その証拠としてバックステージで彼らはこのように語っている。
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フィンレー「(外道に向かって)エル・ファンタズモは何様なんだ! ゲドー、分かるか!?」
外道「あぁ…うーん……」
チェーズ「まぁ、分かってくれるようになる」
外道「(英語で)ジェイ・ホワイトのことをまだ引きずってる」フィンレー「ファック、ジェイ・ホワイト! 俺には勝たなくてはいけないカップがあるんだ。(チェーズに向けて)オマエも出場してるのは分かるが、悪いな。まぁ決勝で会えるかもしれないな。これは俺のカップ、俺の年なんだ。オカダは俺のIWGP世界ヘビー級王座を持っている。この俺を止められるヤツは全世界で誰もいやしねえ!」
外道「(英語で)なんとかする。OK?」
チェーズ「ファンタズモに俺も話してみる」
このコメントを見る限りはフィクサーである外道、
そして重鎮メンバーであるチェーズが仲裁に入るようだが、
はたして二人の関係の行方はどうなるのだろうか。
おそらく最終的には一騎打ちという展開になりそうだが、
その先にある答えは共闘か、もしくは追放かということになるだろう。
今年結成10周年という節目の年を迎えるバレットクラブだが、
ジェイ・ホワイトという大きな存在を失った今、
しばらくはこのような落ち着かない展開が続くのかもしれない。
そしてその展開のゴールはおそらく設立記念日となる
5月のレスリングどんたくとなるのではないだろうか。
その時にバレットクラブの中心にいるのはデビッド・フィンレーか、
もしくは違う誰かなのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。