いよいよ開催まであとわずかとなった6.12ドミニオン大阪城ホール大会。
前回の記事でもそのドミニオンの一部カードについて書いたが、
今回もそれに引き続きドミニオンで行われるカードについての考察を進めていきたいと思う。
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(前回記事はこちら)
AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦
棚橋弘至と後藤洋央紀により争われるこの戦いは、
当初の発表ではラインナップされていなかったが、
AEWでの暫定王座設定により急遽開催されることになった。
棚橋弘至にすれば決まりかけていたCMパンク戦が流れ、
気持ちの切り替えが難しいところだが、数々の困難を経験してきたエースならば
この戦いにも意味をきちんと見出すことだろう。
一方の後藤洋央紀にとってこれは6.27FRBIDDEN DOORに出場できる大きなチャンスである。
タッグのタイトルを落とし今明確なテーマがない
後藤にとってはこれ以上ない巻き返しの機会と言える。
戦前の予想では棚橋弘至有利の声が圧倒的だが、
ここで荒武者が意地を見せることが出来るのか?
和の心を持つこの男がAEWマットに立つ姿を見たいファンも
たくさんいるだけに下馬評を覆す戦いに期待したいと思う。
KOPW2022争奪戦
前回の戦いのリマッチとなった今回のKOPW争奪戦。
再び鷹木信悟とタイチにより争われるが、
まずは今回のそれぞれの提案ルールを整理したいと思う
提案ルール
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◆鷹木信悟提案ルール
「鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ」
10分間でより多くのピンフォールカウントを奪った選手を勝者とする。
3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする。
◆タイチ提案ルール
「時間無制限決め技限定10カウントマッチ」
時間無制限で行い、先に合計10カウントを奪った選手を勝者とする。
タイチは外道クラッチ、鷹木はグラウンドコブラのみピンフォールは有効とする。
他の技でのピンフォールは無効とする。
3カウントピンフォール、ギブアップ、リングアウトでの決着はなしとする。
投票に関しては当記事アップ時点で終了しているが、
はたして今回はどちらのルールが選ばれるだろうか。
両者の提案ルールを見てみると基本的に
前回の30カウントフォールマッチを少し変化させた形となっている。
今回に関しては鷹木信悟は時間を、タイチは決め技を限定しているが、
どちらが先により多くのカウントを獲るかという部分には大きな変化はない。
つまり前回同様お互いの大技を決めつつ、相手の隙をつくという
スリリングな攻防が期待できそうだ。
この二人の戦いは真っ向勝負でも内容は保証付きだけに、
特殊ルールのスパイスを加えることでより試合は白熱するだろう。
はたして最後にトロフィーを手にしているのはどちらになるだろうか。
さて今回の記事では中盤の2試合について書いてみたが、
このドミニオンではまだまだタイトルマッチが控えている。
それらに関しては明日以降の記事で書いていこうと考えているので、
引き続きそちらもご覧いただければ幸いだ。