今月末に開催される新日本プロレスとAEWによる合同興行、FORBIDDEN DOOR。
その大会につながる展開が先日放送されたAEWダイナマイトの中で大きく動き出した。
この大会ではいくつかの出来事が起こったが、まずはウイル・オスプレイの
AEW登場というニュースから取り上げてみたいと思う。
👇
今回オスプレイはヘナーレなどとともにFTR、バレッタを標的とし登場したが、
少し前に同じUEのコブ、オーカーンも同じメンバーに対し襲撃を行った。
現在AEWではFTRとロッポンギヴァイスが抗争をしていることを考えると、
禁断の扉ではここにUEを加えたタッグタイトル戦が予想されそうだ。
またリーダーのオスプレイの狙いはまだ明確には判明していないが、
そのポジションを考えればAEWのトップ選手との対戦が濃厚だろう。
6.12ドミニオンでのUS王座戦の行方も含め、オスプレイの今後に注目である。
そして次に取り上げたいのは、モクスリーの暫定王座決定戦進出である。
👇
この日バトルロイヤルを勝ち上がったカール・オライリーを下し、
決定戦進出を決めたモクスリー。
これで新日本プロレスに継続参戦しファンも多いこの男が、
来たる合同興行のメインを務めることが決定した。
その対戦相手は6.12ドミニオンで行われる棚橋弘至vs後藤洋央紀の勝者となるが、
多くのファン、そしてモクスリー自身が求めているのは棚橋弘至だろう。
はたして新日本プロレスのアイコンである棚橋は後藤洋央紀を倒し
モクスリーが待つメインという舞台に辿り着けるのか。
こちらの動向にも大いに注目である。
そして最後はIWGP世界ヘビー級王座の動きに取り上げたいと思う。
この日AEWに初参戦したデビッド・フィンレーを下した、
前AEW世界王者ハングマン・ペイジがオカダカズチカへの挑戦を表明した。
👇
ハングマン・ペイジは新日本プロレスにも長く参戦しており、
日本のファンにもなじみがある選手だけに、
この展開に期待しているファンも多いことだろう。
しかしこの展開に異を唱え、登場したのは先日までAEWで行われていた
『オーエン・ハートファンデーショントーナメント』に優勝したアダム・コールである。
👇
彼は盟友とのも言えるジェイ・ホワイトのドミニオンでのタイトル奪取を宣言し、
ジェイとのIWGP世界ヘビー級王座戦を表明した。
これはある意味同門対決ということになるが、
ジェイが以前宣言したFORBIDDEN DOORを
バレットクラブとELITEの大会とするためにはこの対決が必要ということだろう。
はたして禁断の扉ではどちらのタイトルマッチが実現することになるのか。
こちらにも大きな注目が必要だろう。
さてAEWとの合同興行まで残り約2週間となったが、
今後ドミニオンやAEWの番組内では大会につながる展開が起こることになるはずだ。
開催までの残り期間、それらを追いかけつつ当日を待ちたいと思う。