現在新日本プロレスでは年に一度のジュニアの祭典BOSJ30が開催されているが、
それに伴い上半期の総決算である6.4大阪城ホール大会、
ドミニオンもあと2週間に迫っている。
現在BOSJが行われているためヘビー級戦線の動きが止まっている状況だが、
今週の大阪大会からはBOSJのリーグ戦以外のカードも組まれるはずなので、
そこでドミニオンに向けての動きが起こることになるだろう。
(執筆時点ではカード未発表)
*追記 執筆後大阪大会初日分のみカード発表あり。
そこで今回の記事では2週間後に迫ったドミニオンに向け、
今後どのような展開が起きるのかについて考えていきたいと思う。
まず大きなポイントとしては、先日の5.3福岡大会で衝撃の凱旋帰国をはたし、
ドミニオンでいきなりのIWGP世界ヘビー級王座挑戦が決まっている辻陽太の動向だろう。
福岡大会のメイン終了後謎のVTRの正体として登場し、
SANADAを筆頭としたJust5Guy’SのメンバーをKOした辻は、
リング上やバックステージでLIJ参入をほのめかす行動を起こした。
しかし報道などによると辻はLIJのメンバーと接触することなく
その後メキシコへ再び渡ったと言われている。
つまり現時点では辻陽太がLIJに加わるのか、
そしてドミニオンまでに日本マットに登場し試合を行うのかも含め
全く分かっていない状況である。
個人的にはドミニオンまでにLIJとして戦う辻陽太を見てみたいと思うが、
はたしてどのような展開となるだろうか。
間もなく行われると思われる今後のカード発表に期待しておきたいと思う。
またLIJと言えば内藤哲也が思い浮かぶが、
その内藤哲也のドミニオンのカードも現在は決定していない。
このまま何もなければ前半戦で6人タッグなどが組まれることになると思うが、
今後このカリスマは自身でテーマを見つけ行動を起こすのだろうか。
今年武藤敬司の引退試合の相手を務めるなど、
よりプロレス界での存在感を増した内藤哲也。
新日本プロレスはドミニオンの後にも、全日本、ノアとの3団体のオールスター戦や、
AEWとの合同興行が予定されているが、
内藤哲也には特に昨年出場がなかったAEWとの合同興行で
今年はどのような選手とストーリー展開するのかには
私だけではなく多くのファンも期待しているところだろう。
そう考えるとドミニオンに向けて今後その展開が動き出す可能性もあるだけに
やはり内藤哲也からは目を離してはいけないだろう。
またおそらく今後の大会では、
すでに発表済のドミニオンのカードの前哨戦も組まれるだけに
より一層白熱した戦いが生まれることになるはずだ。
そんな新日本プロレスを引き続き追いかけていきたいと思う。