ついに本日開催される新日本プロレス上半期の総決算となるビッグマッチ、ドミニオン。
今大会のメインでは王者SANADAと挑戦者辻陽太による
IWGP世界ヘビー級選手権が行われる。
NJCを制したのち、4月の両国大会でオカダカズチカからタイトルを奪い、
新日本プロレスの景色を変えると宣言したSANADAを
5月のレスリングどんたくで急襲し挑戦を表明した辻陽太。
この二人がドミニオンのメインを務めるとは今年が始まった時、
いや数が月前でも思ってはいなかったが、彼らが現実にこのビッグマッチの
メインを務めるということは、SANADAのいうように新日本プロレスの景色は
変化しているのは間違いないだろう。
さて以下は当ブログが実施している二人の試合結果予想のアンケートである。
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当記事執筆時点で1090票と多くの投票をいただいているが、
その結果は以下のようになっている。
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SANADA 582票
辻陽太 508票
この結果を見たとき、正直凱旋帰国したばかりで実績のない辻陽太が
ここまで皆さんの支持を集めていることに驚いた。
それは辻陽太に向けられた多くのファンの期待の表れともいえるが、
はたして彼はそんなファンの期待に応えることができるだろうか。
実はそんなタイトル奪還を狙う辻陽太には追い風となるジンクスが
ドミニオンには存在する。
そうそれはこのドミニオンではここ数年IWGP世界ヘビー級(ヘビー級)
が移動しているということだ。
まず昨年のドミニオンでは王者のオカダカズチカを、
これもレスリングどんたくで急襲し挑戦権を得たジェイ・ホワイトが下し
新しい王者となり、ベルトコレクションにIWGP世界ヘビー級王座を加えた。
そしてその前年の2021年はオカダカズチカと鷹木信悟による
IWGP世界ヘビー級王座決定戦であったが、これも下馬評が不利であった、
つまり挑戦者の立場と言える鷹木信悟が勝利した。
またその前年の2020年はコロナ禍が始まった、
最初の有観客興行でドミニオンは行われたが、
そこではNJCを制しLIJを離脱したEVILが時の2冠王者内藤哲也を下し
覇者で王者の3冠王に君臨した。
このように過去を振り返るとドミニオンは、
至宝のタイトルが移動する波乱の展開になる可能性が高い大会と言えるだろう。
このジンクス通りもし辻陽太が凱旋帰国の初試合でタイトルを奪取すれば、
それは2012年のあのレインメーカーショックを上回る歴史的快挙となる。
個人的にはその歴史的快挙を目にしたいと思っているが、
はたしてどのような結果となるだろうか?
そんなドミニオン大阪城ホール大会は本日16時スタートだ。
(第0試合は15時半開始)