昨日よりスタートしたRoad to DOMINIONシリーズ。
その中で今回取り上げるバレットクラブのカードは以下の2試合にとどまっている。
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ご覧の通り本隊勢との戦いが組まれているが、
他のカードのようにタイトルをめぐる抗争というわけではない。
またシリーズ最終戦であるドミニオンでも現在はカードが組まれていない。
はたしてこの状況の中、今後バレットクラブのメンバーは
どのように動いていくのだろうか?
今回の記事ではそのあたりについて書いていきたいと思う。
まずリーダーのジェイ・ホワイトであるがNEVERのタイトルを奪った
5.3福岡大会以降姿を見せていない。
その際フィンレーとのタイトルマッチを要求していたが、
その前哨戦はここまでは組まれていない状況だ。
二人が日本にとどまっているのか、もしくはアメリカにいるのかは不明だが、
ドミニオンでタイトルマッチが組まれるのだろうか。
また公式にはまだ発表されていないが、
開催が不明瞭であった大田区大会は会場が開催を6月から始めるというニュースもある。
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- 2021.05.31
- お知らせ
【重要】★5/31更新★緊急事態宣言延長に伴う施設利用の再開について
ご利用のお客様へ
平素より大田区総合体育館をご利用いただき誠にありがとうございます。
令和3年5月28日に、緊急事態宣言延長が発令されました。
それを踏まえ、当施設は6月1日より、開館時間を原則午後8時までとして施設を再開します。
(引用:大田区総合体育館HP)
もしこのルールの元、6.4大田区大会が開催されることになれば、
現状まだカード未発表ということもありそこでタイトルマッチが組まれる可能性もありそうだ。
ジェイの登場を待ち望んでいるファンもきっと多いはずなので、
今後の公式発表が待たれるところである。
次は6月より出場が決まったEVILであるが、
どんたくシリーズでの矢野通との抗争も終わり、
現状明確な抗争相手がいない状況である。
NEVERをめぐるジェイとフィンレーのように、
今後の展開がBCと本隊の抗争となれば、
EVILも本隊の誰かと抗争が始まるのかもしれない。
そうなると浮上するのはやはり棚橋弘至だろうか。
棚橋もNEVER王座から陥落し現在は明確な目標がない状態だ。
この二人の抗争が今後どこにつながっていくのかは読みづらいが、
おそらくEVILは後楽園大会から棚橋を標的にするのではないだろうか。
他のメンバーを見てみるとエル・ファンタズモの参戦が決まっている。
盟友の石森太ニの第一の標的はジュニアのシングルタイトルであるはずだが、
ELPが帰ってきたとなれば3Kに移動したタッグのベルトを狙う可能性もありそうだ。
またELP自身も取り損ねたジュニアのベルトを狙うということもあるだろう。
ドミニオン以降はこのBCの二人がジュニアの中心に戻るのかもしれない。
最後にBCと言えばこの男を忘れてはいけない。
どんたくシリーズでは棒をめぐる抗争でタイトル戦線を盛り上げたKENTAである。
KENTAは次の標的としてIWGP世界ヘビー級王者を狙うとSNSなどで公言している。
そして今シリーズのビッグマッチ、ドミニオンではその新王者が決まる。
これは史上最悪の乱入者と呼ばれるKENTAにとって、
なんともおいしいシチュエーションではないだろうか。
ドミニオンで再びあの悪夢が蘇ることがあっても、それは不思議ではないだろう。
さて現在は鳴りを潜めているといっていいBCだが、
彼らヒール達が展開に絡まないことには、やはりプロレスは盛り上がらない。
それは時代が変われどプロレスの基本は善vs悪、
勧善懲悪がベースにあるからである。
今後ドミニオンや開催があるとすれば大田区大会のカードが発表されるはずだが、
その中で彼らのカードが発表されることを期待しておきたいと思う。