先日、新日本プロレスより公式にドミニオンの開催日程変更と
主要カードが発表された。
開催日程に関しては週末の無観客での開催を避け、
翌月曜日での有観客開催が発表された。
平日となり観戦が難しいファンの方も数多くいるだろうが、
運営を考えればこれはベターな選択かと個人的には考えている。
今後もこのような事態になることが考えられるが、
我々ファンはそれを受け入れるしかないだろう。
この苦境の中検討している新日本を応援するには、
ファンの方も出来る限りの協力が必要であるかと思う。
さてその日程変更と同時にドミニオンで行われる主要カード3試合が発表された。
それは以下の3試合である。
・IWGP世界ヘビー級王座決定戦 オカダ・カズチカvs鷹木信悟
・SPシングルマッチ 飯伏幸太vsジェフ・コブ
・IWGPジュニアヘビー級選手権 エル・デスペラードvsYOH
この3試合に関しては延期となっていたジュニアのタイトルマッチも含め
大方の予想通りといえるだろうか。
ではここからはその発表されたカードから想像される
今後の展開について書いていこうと思う。
まずはメインで行われるであろう、オカダカズチカと鷹木信悟による
IWGP世界ヘビー級王座決定戦。
オカダにとっては約1年半ぶりの至宝のベルトへの挑戦となる。
対戦相手となる鷹木信悟であるが、
彼は今新日本でもっとも勢いのあるレスラーと言っていいだろう。
その証拠にオスプレイの王座返上があったとはいえ、
5.4福岡でのタイトルマッチから間をおかず今回の決定戦参戦が決まった。
NJCでの直接対決の敗戦もありオカダにとっても厄介な相手と言えそうだ。
しかし個人的には今回の決定戦、
オカダが久々に至宝のベルトを戴冠するのではないかと思っている。
そして今回同時に組まれた飯伏とコブの勝者が次の挑戦者ではないだろうか。
その飯伏幸太vsジェフ・コブに関しては、
現状の勢いを見ると圧倒的にコブが有利ではないかと思う。
規格外のパワーに加え、新たにコブゴェという武器を手にしたコブには
死角という死角が見当たらない。
前王者である飯伏であっても苦戦は免れないところだろう。
このようにこの二つの戦いが今後の展開に大きく影響すると考えると、
前述した王座決定戦とともに、このカードの行方も大いに注目されるところだ。
そしてもう一つ発表されたカードは
延期となっていたジュニアのタイトルマッチだ。
王者のデスペラードが自らコロナ感染を発表していたが、
まずは無事に復帰できたことは何よりである。
そんなジュニアのタイトルマッチの先に見えるのは、
長らく王座挑戦を主張している石森太ニの姿である。
次の挑戦者はおそらくこの男で間違いないだろう。
バレットクラブに再びそのベルトをもたらすことが出来るのか?
今後の展開が注目されるところだ。
そしてジュニアと言えばこの男の復帰も待ち望まれるところだ。
それはもちろんジュニア新世代のカリスマ、高橋ヒロムの復帰である。
全治半年と言われているヒロムだが、欠場から約3か月経過した先日
このようなツイートを発信している。
↓
俺も動き出す! https://t.co/LDi4UWUtL2
— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2021年5月27日
俺も動き出す。
これがリング復帰に向けてのことかはわからないが、
ヒロムの復帰は多くのファンが待ち望んでいることは事実だ。
おそらく復帰はもう少し先になると思うが、
この男が動き出せば一気に新日ジュニアが動き出すことは間違いない。
はたしてヒロムはこれからどんな動きを見せるのか?
サプライズの登場も含めヒロムの復活が期待されるところである。
さて、今後ドミニオンの残りのカードが随時、
本日より行われる後楽園大会の結果を受け発表されるかと思う。
IWGPタッグやNEVER6人タッグの結果いかんでは、
ドミニオンにそれらのカードが追加されることもありそうだ。
本番のドミニオンも含め最大4大会の今シリーズであるが、
今後の展開を占ううえでも見逃せない大会が続くことになるはずだ。
そんなシリーズの初戦後楽園ホール大会は、今晩18時半開始である。