ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】HOUSE OF TORTUREの存在意義とは何か?

(出典:新日本プロレス公式)

 

7.5後楽園ホール大会のメインで行われたNEVER無差別級6人タッグの

タイトルマッチで敗れ王座から陥落してしまったHOT。

 

 

敗れたばかりではなく最終的にはドッグゲージに閉じ込められ

無残な姿を晒すこととなってしまった。

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(出典:新日本プロレス公式)

まさに善が悪を制すという形となり、CHAOSファンのみならず、

多くのファンが溜飲を下げたことだろう。

 

 

このタイトルマッチでは醜態をさらしてしまったHOTであるが、

彼らはまさに唯我独尊の道を歩み、

絶対ヒールとして新日本プロレスの中で独自の存在感を示している。

今回の記事ではそんなHOTを改めて記事にしてみたいと思う。

 

 

まずHOTは昨年の9月EVIL、高橋裕二郎、SHO、ディック東郷の4名により結成され、

その後メンバーの増減なくまもなく1年が経とうとしている。

 

 

またバレットクラブに在籍している形であるが、

ジェイ・ホワイト率いるメンバーとは一線を引いており、

彼らと共闘することは基本的にない状態だ。

 

 

これに関してはフィクサーと言われる外道もよく理解しておらず、

彼らの意思に任せているようである。

 

 

つまりこれはジェイ・ホワイト側とも、

いつ何があってもおかしくはないということであるが、

はたして最終的にはどうなるのだろうか。

 

 

そんな我が道をゆくHOTを率いるのは闇の王EVILである。

LIJを離脱しバレットクラブへと闇落ちしてからのEVILは

まさに新日本プロレス最大のヒールへと成長した。

 

 

彼のファイトスタイルは否の意見が圧倒的であるが、

LIJ時代4番手と言われていたことを考えれば、

このフェイスターンは成功であったと言えるだろう。

 

 

またタイトルに関しても2冠王者を戴冠し、

限られた者しか手にすることができない頂点のベルトを獲得した。

 

 

今後EVILが何を標的にするかは不明瞭だが、

全方位的に攻撃を仕掛けていくことは間違いないだろう。

 

 

そして最もHOT入りし輝いていると言えるのは、

3K時代のキャラクターから変貌し、サイコ系のヒールとなったSHOだろう。

 

 

ヒール転換後惜しくもジュニアのタイトルには手が届いていないが、

その唯一無二の存在感はヒールという存在が厳密的に存在しない

今の新日ジュニアの中で異彩を放っている。

 

 

今回のタイトル陥落を機にSHOがどこに向かうのかはわからないが、

リーダーのEVIL同様注目しておく必要があるだろう。

 

 

そしてHOTを結成後、息を吹き返したといえば高橋裕二郎であるかと思う。

正直HOT以前の裕二郎は明らかに精彩を欠いており、

年々その存在感は薄くなっていたことは否めなかった。

 

 

その理由としては以前のケガの後遺症ということもあったかと思うが、

内藤哲也を追放した当時の輝きを知っているファンとすれば寂しいものがあっただろう。

 

 

そんな裕二郎だがHOTを結成してからは、

余計な力みが消えイキイキとしているように感じるのは私だけだろうか。

 

 

まだまだ老け込む年齢でもないだけに、

昨年幻となった内藤哲也との対戦などに向けこれからも頑張ってほしいと思う。

 

 

さて、参謀のディック東郷を含めたこの4人は今後も新日本プロレスファンを

不快にさせることを止めることはないだろう。

それはダークヒーロー全盛となった今の新日本プロレスへのアンチテーゼとも言える。

 

 

そして声援が解禁される時、それはより鮮明となるだろう。

それはブーイングという彼らにとっての声援が復活するからだ。

そんな彼らの動向に引き続き注目しておきたいと思う。

 

 

 

 


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