51年目の旗揚げ記念日大会として行われた今大会で、
ヒールユニット、バレットクラブにとって衝撃の展開が発生した。
それはこの日のセミファイナルで石井智宏と対戦した
デビッド・フィンレーが衝撃のバレットクラブ入りをはたしたのだ。
この日新しい入場曲、そして新しいVTRが流れ、
ファンが戸惑う中、新しいコスチュームを身をまとった
デビッド・フィンレーは外道を伴い登場した。
ジェイ・ホワイトが現時点で新日本プロレスを追放された今、
外道は次にこの男に目を付けたということだろう。
これでデビッド・フィンレーのバレットクラブ入りは確実になり、
またこの日の戦いでも石井智宏を激闘の末下し勝利した。
そしてその試合後、外道がマイクを握りこのようなマイクアピールを行った。
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WINNER IS DAVID“THE REBEL”FINLAY!! オイ、いいか、この男、REBELだ! 反逆者だよ、オイ! 反逆者の行く末は二つに一つだ! すべてをひっくり返すか、クソみてえな豚ヤローに潰されるかだ! オレたちはSWICHBLADEを失った。だからどうした、コノヤロー! オレたちは黙らねえぞ、オイ! オレたちはたっぷり血を流した! テメーら善人ヅラした豚ヤローどもにも、血を流してもらうぞ、コノヤロー!
このマイクをそのまま受け取ると、リーダーであるジェイ・ホワイトを失ったが、
バレットクラブはこのままでは終わらない。
そしてすべての敵に代償を払ってもらうということだろう。
またこのマイクの後外道は英語で何かを叫んでおり、
その部分は訳されていないのだが、聞き取る限り確かにリーダーという
言葉を発していた。
バレットクラブのフィクサーである外道がそういうのならば、
フィンレーはこのままジェイ・ホワイトの代わりに5代目となる
バレットクラブのリーダーに就任するということなのだろう。
バレットクラブの歴史は裏切りの歴史と言われるように、
時のリーダーを追放し、新陳代謝を繰り返してきたバレットクラブだが、
この日をもってついに新しいターンを迎えたということだろうか。
そうなると今後の展開として考えられるのは、
他のメンバーがこの流れを受けて、どう動くのかということになるだろう。
現在のバレットクラブには多くのメンバーが在籍しているが、
彼ら全員が今回のフィンレー加入を好意的に受け止めているとは限らない。
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バレットクラブメンバー(公式サイトプロフィールより)
つまり今回の動きに不満を持ち、
バレットクラブに歯向かうメンバーが出てくるのかもしれないということだ。
はたしてジェイ・ホワイトというリーダーを失い、
新しいステージに入るバレットクラブは一枚岩のままでいることができるのか?
もしくは分裂という方向に進むのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。