9.18別府ビーコンプラザ大会で行われる、
CHAOSとHOTによるNEVER無差別級6人タッグ選手権。
これまでも多くの戦いを繰り広げてきた両チームだが、
今回の戦いはこれまでの戦いとは趣を変えた抗争が展開されている。
まず今回のタイトルマッチのルールだが、
以下のドッグゲージ・トルネード・サバイバルマッチに決定した。
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●「ドッグケージ・トルネード・サバイバルマッチ」ルール
「リングサイド四方にドックケージを設置し、相手チーム全選手を入れた時点で試合は決着となる。
尚、通常のプロレスルールによる決着も有効となるが、場外リングアウトによる決着は認められない。
トルネードマッチのためタッチの必要は無いものとする。
プロレスルールによる決着か、相手チーム全選手を入れるまで試合は続行となる」
このルールを見るとプロレスルールで決着がつくか、
もしくは相手の3人を全て四方に設置されたドッグゲージに入れれば、
勝敗が決まるということである。
個人的にはこのルールは楽しみにしているが、
はたしてどのような戦いになるだろうか。
また次のポイントとしては今回はCHAOS側から、
もっと言うとYOHが展開の中心を担っているということだ。
今シリーズ初戦の横浜武道館大会に
HOT撲滅Tシャツとタオルを持参して登場しこの抗争の主導権を握った。
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そして9.6後楽園大会ではドッグゲージを持参したHOTに対し、
犬小屋を持参してくるなど完全に今回の抗争のキーマンとなっている。
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その流れを受け今回のルールが決まったと思われるだけに、
タイトルマッチ本番もこの男がカギを握ることは間違いないだろう。
ある意味HOTよりヒール感を出し、新しい姿を見せているYOH。
ここまで伸び悩んでいる印象があるが、
これを機に一気に覚醒することはあるだろうか。
ではここからは少しHOTについて触れてみたいと思う。
現在の新日本プロレスで唯一の絶対悪と言われる彼らだが、
そのヒールターン、結成がコロナ禍という中であったことから
これまではブーイングを浴びることなくその活動を続けていた。
だが先日の声出し応援が解禁された後楽園ホール大会で
ついに初めて彼らにとっては歓声とも言えるブーイングを浴びることになった。
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HOTのメンバーは、これまではおそらく悶々とした中での戦いであったかと思うが、
今回をきっかけにやっとファンからもヒールとして認められたように思う。
次の別府大会は声出し応援ではないが、そこでも彼らはこれまでの通りのやり方で
ファンのヒートを煽ることは間違いないだろう。
一皮むけたHOTにも個人的には大いに期待したいと思う。
はたしてこの戦いが終わった時、どちらにベルトがあり、
どのような展開が生まれているのか?
そんな別府大会は9.18 17時スタートだ。