両国から日をおかず始まった新日本プロレスの新シリーズ、バトルオータム22。
今シリーズは10.14の後楽園ホール大会から始まり、
11.5大阪でのビッグマッチが最終戦の予定となっている。
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そんな今シリーズの最終戦となる11.5大阪だが、
例年この11月の大阪は1.4東京ドームへ向け、サプライズが多い大会である。
特にコロナ禍前の2019年には当時長期欠場中であった高橋ヒロムが
電撃的に登場し多くのファンを歓喜させたり、
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当時2冠論争の渦中にいた4人がメインのリング上に集まり、
オカダがダブルタイトルマッチのファン投票を呼び掛けたということもあった。
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そんなサプライズの歴史がある今年の大阪大会のメインは、
ウィル・オスプレイvs内藤哲也によるIWGP USヘビー級選手権である。
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この二人の戦いはオスプレイがヘビー級に転向後も、
長らく実現することがなかった、つまり寝かされていた対決であったが、
今年のG1CLIMAXの準決勝でついに対決が実現した。
ご存じの通りその戦いはオスプレイが勝利したわけだが、
敗れた内藤哲也にとっては、
今回のタイトルマッチはそのリベンジマッチということになる。
非常に勝敗が読みにくい戦いだが、両者としてもその先にあるWK17に向け
負けられない戦いであることは間違いないだろう。
またこの試合の勝者は王者としてWK17へ向かうことになるはずだが、
そこでの注目点は誰が次の挑戦者に名乗りを挙げるかである。
おそらくメイン後にその挑戦者が何らかの形で登場するかと思うが、
そこでビッグサプライズというべき選手が登場する可能性も大いにあるだろう。
はたしていったい誰が姿を現すのか?今から楽しみにしておきたいと思う。
そして同じ11.5大阪では王者カール・アンダーソンvs挑戦者ヒクレオという
NEVER無差別級のタイトルマッチも行われる。
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前シリーズより久々に日本マットに帰還したヒクレオだが、
シリーズ中にバレットクラブを離脱しGODに電撃合流した。
そのままの勢いで一気にNEVER挑戦へとこぎつけたわけだが、
ここでタイトルを戴冠することになれば、
新日本プロレスでのポジションもジャンプアップすることになるだろう。
しかし王者であるカール・アンダーソンのある行動によって、
このタイトルマッチ自体が開催されるのかがいささか不透明である。
そのアンダーソンの行動とは盟友のドグ・ギャローズと共に
WWEマットに電撃復帰したことである。
これまでであれば新日本プロレスのチャンピオンが、
WWEに登場することはあり得ないことであるが、
はたしてこの行動は今後どのような展開を見せるのだろうか。
もし発表通りこのタイトルマッチが行われるのであれば、
この試合でも大きなサプライズがあるのかもしれない。
その他にもこの大阪大会では1.4東京ドームで行われる
ジュニアのタイトルマッチ4WAYの当該選手がタッグで対決する
インクレディブルダッグマッチ、
また新設されたNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント準決勝、
NJPW STRONG無差別級タッグ王者のオージーオープンの参戦もある。
現段階でも非常に話題が盛りだくさんと言えるこの11.5大阪大会。
はたしてこの大会が終わった時、
いったいどのような展開がみえているだろうか。