『WRESTLE KINGDOM 16』1月8日(土)横浜アリーナは「リングサイド」「アリーナA」も完売!【WK16】 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
先日の記者会見で明らかになった新日本vsNOAHによる対抗戦。
その効果は早くも1日で予定枚数のチケットが完売するという形で生まれている。
これは現地観戦以外はPPVを購入するか、もしくは各団体の後日配信を見るか
という影響もあるかと思うが、いずれにせよ多くのプロレスファンが
興味を持っていると言う証だろう。
コロナ禍以降観客動員という意味では苦戦が続いていた新日本であるが、
今回のチケット販売の動くを見ていると、
やはり対抗戦というプレミアム感は最高の劇薬と言えそうだ。
そんな多くのファンが期待しているであろう今回の新日vsNOAHの対抗戦。
はたしてどのようなカードが組まれるのだろうか?
まず両団体の頂点のベルトを保持するのは、
新日本は鷹木信悟、そしてNOAHは中島勝彦であるが、
両団体とも1.8までにタイトルマッチを控えているので、
現王者がそのままチャンピオンとして1.8に参戦できる保証はない。
また今回が対抗戦の初戦ということ、もしくは今回限りということもあるので、
主要タイトルのタイトルマッチなどが行われることはないだろう。
ではそんなタイトルマッチが行われない中期待されるのは
どのようなカードとなるだろうか?
前回の記事では内藤哲也絡みのカードについて書いてみたので、
今回はそれ以外の選手のカードについて考えてみたいと思う。
↓(前回記事はこちら)
まず注目されるのは今回の対抗戦のサムネ画像にも登場している
新日本プロレスのオカダ、棚橋、信悟、そしてNOAHの清宮、武藤、勝彦
ということになるだろう。
今回の各選手のコメントを見ていると、清宮と武藤はオカダの名を口にしていた、
特に清宮は昨年からレインメーカーの名を口にしていただけに、
何らかの形でその対戦は実現することになりそうだ。
また棚橋も久々に武藤敬司と戦いと言っているだけに、
この1.8ではオカダ・棚橋vs武藤・清宮と言うカードが組まれるのではないだろうか。
そして残る現王者の信悟と勝彦であるが、
共に生え抜きではないが現在は団体の顔として頂点のベルトを保持している。
彼ら二人はここまでも何度か対戦しているが、
今の立場で戦うことはまた別の趣があるだろう。
個人的にはこの戦いは、内藤哲也と拳王を含めた
LIJと金剛というユニット抗争に発展するのではと思うが、
もし実現すれば反体制ユニット同士の刺激的な戦いとなりそうだ。
さて今回の対抗戦が決定してから各所で対戦カードなどの論争が
さかんに行われている様子がうかがえる。
これはここ最近なかった光景だけに新しいファンの方からすれば
新鮮な気持ちで楽しんでもらえているはずだ。
それはまさにこの大会のテーマである
プロレスのチカラの一つと言えるだろう。
またこれを機にプロレスというジャンル自体を広げること。
両団体の対抗戦の本当の目的はきっとそこにあるはずだ。
それだけに今回の対抗戦にかかる責任は大変大きいと言えるだろう。
はたして今後の動きで世間を振り向かせることは出来るのか。
引き続き注目していきたいと思う。