ひーじゃープロレス日記

新日本プロレスを中心に、そこから学んだことなど、思いつくままに書いているプロレスブログです。主に内藤哲也やロスインゴベルナブレス・デ・ハポンのこと。時々バレットクラブや鈴木軍のこと。

温故知新

 受け継がれるもの

(出典:新日本プロレス公式)

 

温故知新

この言葉の意味を調べると、以下の意味となる。

 

以前学んだことや、昔の事柄を調べなおしたり、考え直したりし、

新たな道理や知識を探り当てること。

 

なぜこの言葉を出したかというと、時間があるとワールドを見ることが多いが、

最新のアップがないときは、古い時代の映像を見ることがある。

 

最近見た映像は、10年前の2009年 1.4メインイベント、IWGPヘビー級選手権、

チャンピオン 武藤敬司 対 挑戦者 棚橋弘至の戦いだ。

 

この時期は自分自身、新日本プロレスを離れていた時期なので、

リアルタイムでは見ていない。

 

なので初めて見る映像であったのだが、心を惹かれるところがあったので

書き記してみたいと思った。

 

天才対新日本のエース 二人の戦いは合わせ鏡

 

 

当時武藤敬司46才、棚橋弘至は32才である。

年齢で言うと棚橋はこれから全盛期を迎えようかという年齢だが、

武藤敬司はすでにヒザの故障もあり、全盛期とは言えないだろう。

 

また棚橋は若手時代、武藤の付き人を務めていたということもあり、

この対決は師弟対決でもある。

 

この試合は勝敗としては、棚橋が武藤を下しチャンピオンに返り咲くわけだが、

終始試合をリードしていたのは、武藤であると感じた。

 

約30分の試合であったのだが、武藤はほとんど動いていない印象であった。

しかし試合を動かしているのは武藤の方である。

天才と言われる所以がここにあると感じた。

 

そして武藤の繰り出す技の種類も極端に少ない。

ドラゴンスクリュー、足4の字固め、シャイニングウィザード、低空ドロップキック、

ほぼこれだけである。

 

それに対し32才の棚橋は動き回り、様々な技を繰り出すのだが、

目を引くのは武藤の方である。

プロレスは深いとはまさにこのことであるだろう。

 

これをみて思ったことは、この戦いから10年、42才になった棚橋弘至は、

若いころと同じ動きを追求するのではなく、

武藤のような戦い方にシフトしていくべきではないかということだ。

 

ケガが重なった近年、棚橋は何度かファイトスタイルの

モデルチェンジを試みたように思うが、今のところ元に戻っているように感じる。

 

武藤敬司のように相手を動かし、自分は最小限の技で仕留めるというようになれば、

新たなエース像が見えるのではないだろうか?

 

それこそ武藤のような年齢でも、再びチャンピオンに返り咲くことも可能ではないか。

ドラゴン殺法とともに、この伝統もぜひ受け継いでもらえればと思う。

 

受け継がれる遺伝子

創設者 アントニオ猪木、そして長州力、藤波辰爾。

また闘魂三銃士の武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也。

 

2000年ころまでの時代を彩ったレジェンドたちだが、現在は誰一人在籍していない。

それぞれの理由で新日本から離れていってしまった。

 

しかしその遺伝子は脈々と受け継がれていると言えるかもしれない。

 

今ならWTL出場中のロスインゴの二人。

EVIL・SANADAのフィニッシュホールドの一つはそれぞれ、

 

スコーピオンデスロック(サソリ固め)

スカルエンド(胴締めドラゴンスリーパー)である。

 

特にEVILはなぜサソリ固めを使いだしたのか、是非理由を聞いて欲しい。

made in NewJapan魂が疼き、継承者のいないこの技をチョイスしたのだろうか?

非常に興味深いところだ。

 

これはどの世界にも言えるが、ただ単に古臭いものは消える運命だが、

古くても良いものは伝統として継承され続けるものであると思う。

 

特にプロレスは記憶のスポーツでもあるので、よりその側面は強いはずだ。

時代が変わり続けても、古き良き伝統は守り続けて欲しいと思う。

 

では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 


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