10.30有明アリーナ大会で行われる武藤敬司引退ロード第3弾。
ここまで武藤敬司はその引退ロードとしては初戦は清宮海斗とのシングル、
そして2戦目は藤田和之と組み、船木誠勝、中島勝彦と対戦した。
そんな中先日第3弾のカードが発表されたが、
今回のカードはノアからの選出ではなく、
古巣である新日本プロレスとの対戦となった。
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上の写真を見てもわかる通りその対戦相手の中には
新日本プロレスのエース、棚橋弘至の名前がある。
ご存じの通り武藤敬司と棚橋弘至は新日本プロレス時代は師弟関係にあり
棚橋が武藤敬司に憧れていたことは広く知られているところだ。
また棚橋自身も武藤敬司が引退発表後、その対戦相手に名乗りを挙げており
今回その希望が叶ったというわけだ。
しかし今回はお互いパートナーを引き連れての6人タッグということで、
その部分においては納得感はないだろう。
やはり棚橋弘至としては最後に武藤敬司と
シングルで戦いたいという思いがあるはずだ。
ではもしその棚橋弘至の想いが叶うとすれば、
その舞台はどこになるだろうか。
ではその話を進める前にまずはそれにかかわる
武藤敬司の会見のコメントの一部を見てみよう。
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プロレスラー・武藤敬司。新日本プロレスで生まれ育って、本当はね、辞める前に、最後は新日本プロレスのリングに上がりたいと思ってんだよ。ただね、新日本プロレス、競争の激しい団体なので。棚橋にノアのリングに来て頂いて、ノアの武藤敬司、査定してもらおうかなって思っております。ま、その先には、ぜひ最後ね、辞める前に新日本プロレスで闘いたいなと思ってます
この武藤敬司のコメントを見てもわかる通り、
彼自身は最後に生まれ故郷である新日本プロレス参戦を望んでいる。
そしてそれに棚橋はこのようなコメントを残している。
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武藤さんの中で、新日本プロレスの中での記憶が大切に思ってもらってることもわかりましたし、そして全日本プロレス、ノアっていうね。プロレス界全体を盛り上げてきた、後にも先にも現れない、稀代のレスラーであるということは間違いないので、もうホントに全力で闘いますし。なんとかね、微力ながら新日本プロレスのリングにも上がって頂けるように、ボク、動きます
このコメントを見る限り、稀代のプロレスラーが望む舞台を、
新日本プロレスのエースがこれからセッティングするということである。
そうなると、それにふさわしい舞台は1.4東京ドームしかないだろう。
1.4東京ドームでも数々の激闘を行ってきた武藤敬司が
最後の恩返しという意味も込め古巣に帰還する。
そうなればやはりそのカードは棚橋弘至とのシングルとなるだろうか。
UWFインターとの対抗戦で高田延彦に勝利し、
当時に新日本プロレスの象徴であった武藤敬司と
現在の新日本プロレスの礎を作った棚橋弘至。
もし本当にこの二人のレジェンドが交わることになれば、
それはまさにプロレスというジャンルが持つ
素晴らしさが体現されることになるだろう。
はたして10.30有明アリーナ大会をきっかけに二人のドラマは動き出すのか?
引き続き注目しておきたいと思う。