10.30に有明アリーナで行われるノアのビッグマッチ、
武藤敬司引退ロード第三弾、有明凱旋~THE RETURN~。
この興行は声出し応援が可能となっており、
その部分でも注目を集める大会となりそうだ。
そんな有明アリーナ大会だが、先日全対戦カードが発表された。
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<ダークマッチ・シングルマッチ>
藤村加偉 VS 小澤大嗣
<第1試合・6人タッグマッチ>
谷口周平 アレハンドロ エクストリーム・タイガー VS 征矢学 近藤修司 大原はじめ
<第2試合・タッグマッチ>
稲葉大樹 YO-HEY VS ジャック・モリス ダンテ・レオン
<第3試合・6人タッグマッチ>
小川良成 クリス・リッジウェイ 矢野安崇 VS NOSAWA論外 Eita スペル・クレイジー
<第4試合・タッグマッチ>
鈴木秀樹 イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 田中将斗 マサ北宮
<第5試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権>
(王者)小峠篤司 吉岡世起 VS タダスケ Hi69(挑戦者)
※第51代王者組の初防衛戦となります。
<第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権>
(王者)HAYATA VS ニンジャ・マック(挑戦者)
※第49代王者の7度目の防衛戦となります。
<第7試合・GHCナショナル選手権/GHCマーシャルアーツルール>
(王者)船木誠勝 VS 桜庭和志(挑戦者)
※第8代王者組の6度目の防衛戦となります。
<第8試合・GHCタッグ選手権>
(王者)杉浦貴 小島聡 VS 拳王 中嶋勝彦(挑戦者)
※第62代王者組の初防衛戦となります。
<第9試合・6人タッグマッチ・PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3~TRIUMPH~>
武藤敬司 丸藤正道 稲村愛輝 VS 棚橋弘至 真壁刀義 本間朋晃
<第10試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権>
(王者)清宮海斗 VS 藤田和之(挑戦者)
※第41代王者の初防衛戦となります。
ご覧の通りダークマッチを含め、全11試合というボリュームであり、
そのラインナップも今のノアの力を集結したカードと言っていいだろう。
そんな豪華なラインナップの大会を締めるメインイベントは、
N-1制覇から一気にGHCヘビー級王者となった清宮海斗が、
最強と呼ぶにふさわしい藤田和之を迎え撃つGHCヘビー級選手権である。
若くしてトップに立った清宮海斗がここ数年の低迷を乗り越え、
武藤敬司というエキスを新たな武器とし、再びノアの頂点に立った。
そしてその初防衛戦に自ら指名したのが、野獣と呼ばれる藤田和之である。
藤田和之の強さはいまさら説明不要だが、清宮もこの最強の男を乗り越えなければ
先はないということで指名したのだろう。
初防衛戦で王座陥落という可能性も十分に考えられる相手だが、
もし藤田和之を下すことが出来れば、得るものも大きいことは間違いないだろう。
はたして清宮海斗はこの大きな壁を乗り越えることは出来るだろうか。
そしてこのメインイベント前のセミファイナルにラインナップされたのは
武藤敬司引退ロードの第3弾となるカードである。
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武藤敬司 丸藤正道 稲村愛輝 VS 棚橋弘至 真壁刀義 本間朋晃
この中で注目すべきはやはり新日本プロレスのエースである
棚橋弘至がノアに降臨し、師匠である武藤敬司と闘うことだろう。
二人の関係は棚橋弘至がファン時代から武藤敬司に憧れ、
また入門後は付き人を務めるなど長期間に及ぶ。
そして棚橋弘至がエースに昇りつめてからは、
武藤敬司は外敵としてIWGPを賭けて戦ってきたという経緯もある。
棚橋弘至はこの戦いをきっかけとし、
1.4東京ドームに武藤を連れてくると発言しているが、
はたして棚橋のその思いは届くだろうか。
この試合は勝敗云々というよりもどちらがその存在感を示すことができるのか。
そんな戦いになるのではないだろうか。
その他にも各タイトルマッチが行われ、ノアは年初の武道館大会に向け
展開が進んでいくことになるだろう。
そしてその先には昨年同様、新日本プロレスとの対抗戦が行われるのか。
そのあたりも引きつづき注目しておきたいと思う。