ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

ユニット論 ~破壊と創造の先にあるもの~

ユニットとは何か? その功罪とは?

 

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

ユニットの意味を調べますと、

複数のメンバーにて、

活動する組織、集団とあります。

 

プロレス界に於いては、

志や方向性などが同じという選手が


集まるという意味合いに

なるかと思います。

 

そして、その時々に応じて、

各ユニットが抗争を繰り広げ


ストーリーを展開して

いくことになります。

 

現在の新日本では

このユニット抗争こそが、

戦いの主流となっています。

 

ではユニット単位で

抗争するということは、


どのような利点や欠点が

あるのでしょう??

 

利点

 

 

最大の利点はお客様が、

理解しやすいということでしょう。

 

初めて見るお客様にとっては、

もちろん誰が味方か敵かの

知識はないわけですが、


ユニット単位で分かれていると、

その判別がつきやすいので、

入っていきやすいと考えられます。

 

またヒールかベビーに、

ユニットの特色がわかれるので、


『こっちがイイもんで、

こっちがワルもんやな。』

と理解できると思います。

 

わかりやすくするということは、

間口を広げるためには、

重要なことですので、


その点に於いてはユニットは

必要と言えるでしょう。

 

欠点

 

 最大の欠点と言えるのはマンネリです。


これはスポーツエンターテイメント

としては、致命的なものと

言えるでしょう。

 

長くプロレスファンを続けている方は、

必ずどこかで陥るものかと思います。

 

『これ、どっかで見たやん!』

となると、興味がどうしても

薄れてしまいます。

 

それを避けるために会社側としても、

メンバーを変更したり、


抗争するユニットを変えたり、

展開を変えたりするなどするわけです。

 

この欠点は興業が続く限り、

永遠の課題と言えるでしょう

 

現在のユニット


そして現在稼働している

新日本のユニットは以下です。


ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

(以下LIJ)

バレットクラブ

(以下BC)

鈴木軍

ケイオス&本隊

(ケイオスと本隊に関しては

実質合体している)

 

各ユニットのメンバーや

特色などを書くと、

かなり長くなるので割愛しますが、

 

この中で波乱が

起こる可能性が低いのは、

LIJとBCであるような気がします。

 

もし近々波乱があるとしたら、

この2つのユニット、

鈴木軍・ケイオス&本隊かと思います。

 

鈴木軍に於いては、

かなり前から言われていますが、


今シリーズ欠場している、

タイチの動向は気になります。

 

ここ最近、ステージを上げ

重要な部分を任されているので、


このまま神戸にも姿を見せないとは

どうも思えません。

 

セミファイナルなのか、

メインなのかはわかりませんが、


何かを壊しに来るのでは

ないでしょうか?


そしてお客様もそれを

どことなく待っている気がします。


その流れでユニットも・・なんてこともあるかもしれません。

 

続いてはケイオス&本隊ですが、

オカダと棚橋の合体を機に

いつの間にか合体してしまっています。

 

またケイオスは元々ヒールユニット

だったのですが、


今はその影は全くと

言っていいほどありません。

 

またオカダという

絶対王者が在籍しているため、


逆にメンバーはその王座に

近づけないというジレンマがあります。

(新日本は基本的に同ユニットの王座は組まれません。)

 

ということは、本隊との合体自体や、

タイトルに挑戦できないことに、


不満を持っている選手がいても

おかしくないはずです。

 

逆にレスラーたるもの

トップを目指さない方が

おかしいと思います。

 

つまりケイオスのメンバーこそ

勇気を持って一歩踏み出す必要が

あると言えます。

 

その流れとタイチの流れが

合体したらなんて考えると、


かなり面白い展開が待っている

ように思えます。

 

どの世界を見ても、

新しいものを魅せるには


破壊と創造を繰り返すことでしか、

生まれないということは、

世の常かと思います。

 

皆さんも自分なりのシャッフルを

楽しんでみてはいかがでしょうか!!

 

 

では今回もありがとうございました。

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