ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】BCWDと無所属が電撃共闘!

 

多くのサプライズが起こった、先日の新日本プロレス両国国技館大会。

⏬️

(前回時期はこちら)

www.hi-jyapw.com

 

そのサプライズの中でも大きなトピックとして挙げられるのは、

BCWDと無所属の電撃的な共闘だろう。

 

両ユニットの今大会の流れとしては、いわば抗争状態にあり、

この日も6人タッグマッチ、そしてセミファイナルのグローバルヘビーの

タイトルマッチで戦っている。

 

そんな中、辻陽太の勝利に終わったタイトルマッチ後に、

今回のサプライズは発生した。

 

まずは辻とゲイブがお互いの健闘を称え合い抱擁を交わした後、

無所属、BCWDのメンバーが登場した。

 

これまでの歴史を考えると、WDからのゲイブの追放が誰しも頭をよぎったと思うが、

その予想の範疇を超えた結末が待っていた。

 

フィンレーを筆頭に登場したWDのメンバーはゲイブを襲撃するのではなく、

それどころか無所属の面々に握手を求めたのだ。

 

それに対し戸惑いながらも無所属の面々も応え、リング上という公の場で

両ユニットの共闘が決定的となった。

 

後日発表のタッグリーグ戦の組み合わせも、両ユニットの混合タッグがノミネート

されるなど、少なくとも今後しばらくの間は共に戦っていくことは間違いなさそうだ。

 

では、なぜこの時期に両ユニットがいわば合併する形になったのか?

会社的な側面で言うと、これも今年押し進めているユニット再編の一環だろう。

 

ここまでの経緯を整理すると、現在までにベビーサイドの

ユニットはほぼ本隊に集約され、ヒールユニットのHOTはバレットクラブを抜けた。

 

そんな中内藤哲也の抜けたLIJは無所属と形を変え、

ゲイブを筆頭にBCWDの立ち位置は純粋なヒールというより、

観客から声援をもらう側のダークヒーロー化した。

これは内藤哲也がいたLIJの立ち位置でもあると言える。

 

つまりこの属性の似た2つのユニットを一つに固め、

ベビーでもヒールでもない大きな柱を作りたかったのが大きいのではないだろうか。

 

この枠組みとなれば、いろいろ新鮮な組み合わせが今後生まれるので、

よく言われるマンネリ化の防止にもなり、ストーリーも盛り上がりそうだ。

 

長く見ているファンからすると今回の合併は、

LIJやバレットクラブの終焉を想像させるので、

その部分では感傷的な思いを抱くことになるだろう。

 

はたしてこの両ユニットの共闘は、今後新日本プロレスにどんな化学反応を起こすのか?

引き続き注目しておきたいと思う。

 

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