親会社が上場したことによるメリット・デメリットとは
7/29(月)新日本プロレスの親会社である、
ブシロードが東証マザーズに上場しました。
新日本プロレス自体ではないとは言え、
親会社が上場するということは、初めてではないでしょうか??
これって結構な重大ニュースと思うのですが、皆様はどう思いますか??
株式上場するってことは、多大なメリットはもちろんありますが、
デメリットも含まれます。
まずは上場のメリット・デメリットを調べましたので、
以下を見てください。
≪株式上場のメリット≫
①資金調達に有利
②知名度の効用
③内部管理体制の充実
④決算の迅速化・適正化で信用度がアップ
⑤コンプライアンスを意識した経営の実現
⑥ストックオプションや従業員持株会の活用でモチベーション向上
⑦オーナーの創業者利益の確保
≪株式上場のデメリット≫
① 株式公開準備事務量・コストの増大
②経営責任・社会的責任の増大
③買収されるリスクが生じる
などがあるそうです。
上記を端的にまとめると、
メリットとしては、
上場により対外的な知名度や信用度が上がり、
その効果で資金調達が容易になる。
結果、投資により目をむけることが出来る。
デメリットの一番は、やはり買収されるということでしょう。
これは親会社のブシロードの話ではありますが、
その子会社である新日本プロレスも他人事ではありません。
株主に対する、経営責任、説明責任などが出てきますから、
子会社である新日本プロレスが、もし経営不振にもなると、
経営判断として、売却や清算等の話が出てきてもおかしくないということです。
ブシロードの株主・投資家情報を見てみると、(下記参照)
今期の通年の売上は前年以上との予測であるようですので、
今のところその心配はなさそうですが・・・。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7803/tdnet/1734583/00.pdf
つまるところ、メイ社長には上場によって、
今以上の経営責任が出てきたと言えるでしょう。
そして上記の株主・投資家情報には、
新日本プロレスの売上部門には、以下の項目があると書いています。
①興行部門
②コンテンツ部門(映像放映権)
③MD部門(物販収入)
つまり、
興行を出来るだけ多くして、たくさんのお客様を呼ぶこと。
企業価値を上げ、テレビ放映権の単価を上げること。
お客様の裾野を拡げ、より多くの有料会員(ワールド)を集めること。
タイムリーな商品をスピード感を持って開発し、多くの商品を販売すること。
販売チャネル自体を増やすこと。
などが売上増加には必要であると言えそうです。
こんなことは、プロ経営者であるメイ社長は百も承知でしょうから、
着々と手を打たれていることでしょう。
その結果どんな未来が待っているかは、正直わかりません。
もしかすると、その未来は長い間見てきたファンからすると、
想像しているものではないかもしれません。
しかしどんな結果が出ても、
すべてを飲み込むということは、
プロレスそのものではないでしょうか。
僕たちファンもその未来と戦う覚悟が必要になるかもしれません。
それはどんな答えかは・・・・・
まさにトランキーロ、
数年先に出るのではないでしょうか。
と、今日はここまでです。
最後までありがとうございました。
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