9.17丸藤正道25周年大会のメインイベントで、その丸藤正道と一騎打ちを行った
新日本プロレスのウィル・オスプレイ。
いわゆる天才同士の一戦はその期待に違わぬ最高の戦いとなった。
結果に関してはオスプレイの勝利ではあったが、丸藤正道もその天才ぶりを
十分に発揮したのではないだろうか。
さて上の動画は今回の対戦にあたりオスプレイが丸藤について語った動画であるが、
全編からオスプレイの丸藤に対するリスペクトや愛が滲み出ている。
この動画の中では普段のUNITEDEMPiREのウィル・オスプレイではなく、
少年時代のオスプレイに戻ったように感じたのは私だけではないだろう。
そしてこの中でオスプレイは自身の技の70%に丸藤の影響があると語っていたが、
そう言われると確かに同じ系統の技があるように感じる。
つまりそれだけインスパイアされた自身のアイドルとオスプレイはこの日戦ったということだ。
先述したように勝利したのはオスプレイだが、いったいどのような気持ちで、
彼は戦ったのだろうか。
また丸藤も今世界最高峰のレスラーと言われているオスプレイの中に、
昔の自分を見ていたのかもしれない。
そんな二人の戦いは20分以上にわたり行われたが、
これを見たファンはそれぞれの中でいろいろな思いを感じたはずだ。
試合後のリング上でもオスプレイは感謝の気持を述べていたが、
この夢の対決はハッピーエンドで幕を閉じた。
きっとオスプレイはこの戦いを機にまた世界最高峰のレスラーへの道を邁進するだろう。
そして丸藤もリング上でもう一度トップを目指すと宣言しただけに、
丸藤正道の復活に期待したいところである。
丸藤正道とウィル・オスプレイ。
二人の天才の対決は控えめに言っても最高だったことは間違いないだろう。