1.2に行われるプロレスリング・ノア有明アリーナ大会。
そしてこのビッグマッチのメインイベントとなる戦いは、
団体の至宝のタイトルGHCヘビー級選手権ではなく、
スペシャルシングルマッチの丸藤正道vs飯伏幸太の一戦である。
この発表が行われた後、SNSなどでは賛否両論の声があがり、
当事者である拳王は自身のユーチューブチャンネルで怒りを爆発させた。
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つまり今回のこのメイン問題はファン、そして選手から物議を醸しているわけだが、
そんな中NOAHの武田取締役が今回の件について、noteで言及を行った。
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なぜ『GHCヘビー級選手権試合』をメインにしないのか?|プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH
このnoteを見る限り、今回の丸藤vs飯伏戦をメインにすることを決断したのは、
武田取締役が自ら決定したということだ。
またそれは飯伏幸太ありきというわけではなく、
丸藤正道ありきという視点から生まれたとも語っている。
それをより具体的に言うと丸藤正道は11月の音声配信サービス内で
5年後には引退すると発言している。
またこの丸藤正道の引退に関しては武田取締役は以前から聞いていたようだ。
そして現在丸藤正道は副社長という役職にあるが、
これも武田取締役の強い意向で依頼したということである。
このような経緯もあり武田取締役は、そう遠くない未来の丸藤正道の引退に向け、
歴史に残る試合をなるべく多く組んでいこうと考えたとのことだ。
その第一弾がデビュー25周年記念試合として行なわれたウィル・オスプレイ戦
であったわけだが、今回のこの飯伏幸太戦はその第二弾ということになるということだろう。
つまりここまでの話を総合すると、今回丸藤正道がメインを務めることは
これまでの功績と残された時間が限られているということが理由と言えそうだが、
しかし当の拳王はまだ納得はしていないようだ。
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意味不明
— 拳王 (@kenoh_prowres) 2023年12月4日
GHCベルトの価値よりも丸藤くんのNOAHへの功績のほうが上
1年間必死で闘い色々仕事しても丸藤には勝てないと
モチベーションが… https://t.co/ljXjJDnxee
1年間NOAHの先頭に立ち牽引してきた拳王にすれば、このように思うのは当然のことだが、
この問題を会社視点で見れば、丸藤vs飯伏と拳王vs征矢を天秤にかけたとき、
どちらが興行的にインパクトがあるのか?という部分も考える必要がある。
よって今回のメイン問題はそれらを総合した上での判断かと思うが、
最終的な成功の判断はどれだけ観客を動員することが出来るのか?
またどれだけ視聴数を獲得することが出来るのか?というところになるはずだ。
はたして1.2有明アリーナ大会はどのような大会となり、
終了後、ファンからどんな評価を受けることになるのか?
当ブログでも引き続き注目しておきたいと思う。
NOAH1.2有明アリーナ大会チケットはこちら
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