2月2日に行われた武藤敬司引退試合興行の第一弾記者会見。
そこでは今大会の裏メインともいわれるノアと全日本プロレスの対抗戦の
記者会見も行われた。
この試合にはノア側からは金剛の拳王、中島勝彦、征矢学が、
そして全日本プロレスからは宮原健斗、諏訪魔、青柳優馬が出場するが、
なんといっても注目は元同門である中島勝彦と宮原健斗の遭遇だろう。
そのような流れもありこの記者会見で両者が何を語るのかが
大いに注目されたが、二人はこのような内容をこの記者会見で語っている。
👇
(中島勝彦)
まさかのカードで、自分自身もビックリしてるんですけど。武藤敬司が最後につなげてくれた試合にもなるかなと思うので。何かが生まれそうな試合になると思うし。俺たち金剛が〝最高〟の試合を届けたいと思います
(宮原健斗)
2月21日、東京ドーム。宮原健斗と中嶋勝彦がリング上で再会する。それだけで十分だと僕は思います
これを見る限り両者には温度差を感じるが、より意識しているのは宮原健斗のように思う。
先輩である中島勝彦は終始余裕を感しているが、
宮原健斗は質疑応答を拒否するなどの姿を見ていると、
この中島勝彦との久しぶりの遭遇にピリピリしていることは間違いないだろう。
はたして健介オフィスで同じ釜の飯を食った二人の遭遇の先には
何かが生まれるのか。
引き続き注目しておく必要があるだろう。
そして記者会見と言えば、この男拳王の発言が注目されるが、
今回の会見で拳王はこのようなコメントを残した。
👇
俺たちがテメーらを潰したら、拾ってやってもいいぞ。ジェイク・リーみたいにな
50年続いたのは本当に(ジャイアント)馬場さんの偉大さがあるだろうし、敬意も表せたと思う。でももう後は企業として好きにやっていいと思うんだよ。これ以上負債を増やさないようにするために、元社長の武藤敬司引退とともに看板をたたんだほうがいいんじゃないかくらいの感覚だよな
危機感? それはめちゃめちゃあるよ。このまま東京ドームが終わったらノアは燃え尽き症候群か、新日本におんぶに抱っこみたいな団体になっちゃうかもしれないしな。そこに一矢を報いるのが俺の使命だと思ってる
結果がついてきていないのは分かってる。ちゃんと公約も果たしたいと思うしな
まずは全日本プロレスに噛みつき、その後ノア自身にも警告を発している。
いかにも拳王らしいコメントであるが、前回の新日本プロレスの対抗戦では
見せることができなかった姿を見せることができるだろうか。
この試合はどうしても中島勝彦と宮原健斗の関係が注目されるが、
金剛のリーダーたるこの男も黙ってみているわけはないだろう。
試合自体の勝敗ももちろん重要だが、よりポイントとなるのは、
この試合の前後に彼らが何を見せることができるのか、というところだろう。
はたしてノアと全日本プロレスの関係はこの日限りとなるのか?
もしくは今後につながる展開が生まれるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。