10.28福岡国際センターで行われる王者ジェイク・リーvs挑戦者拳王による
GHCヘビー級選手権。
この戦いはN−1での対戦でジェイク・リーがノアに来て初めて拳王により
敗北を喫したことで組まれた一戦であり、王者としてその時のリベンジマッチということになる。
そんなNOAHの至宝のタイトルを巡るタイトルマッチの記者会見が
先日行われたわけだが、その場でジェイク・リーが今後について触れていたので、
まずはそちらについて考えていきたいと思う。
この記者会見の拳王とのやり取りの中でジェイク・リーはこのような発言を口にした。
👇
拳王
ジェイク・リー、ベルトを失ったら、すぐまたフラーっとどっか行っちゃうんじゃないの? 全日本プロレスに戻るかもな
ジェイク・リー
確かに、フラーっとどこかに行くかもしれないな。でも、全日本には戻らないと思う。答えは多分試合の後に待っているんじゃないかな?
外敵とされるジェイク・リーに対し、拳王が牽制をかけたわけだが、
その問いかけに対しジェイク・リーは思わぬ内容の言葉を口にした。
答えは試合後に待っている。
これまで清宮海斗から王座を奪取したあと、ジェイク・リーはNOAHのトップと
言われている多くの選手と防衛戦を行い勝利してきた。
つまり今回の拳王がNOAHにとっては最後の砦とも言えるが、
もしここで拳王を敗れば、王者としてはNOAHでは敵なしと言ってもいいだろう。
そうなると自ずとその目は外部へ向かうかと思うが、
来年1.2にビッグマッチを控えていることも踏まえれば、
他団体からの挑戦、もしくは出撃という可能性も浮上して来そうである。
ジェイク・リー自身、全日本との関わりを否定している主旨の発言をしていることを
考えれば、おのずとその候補となる団体は新日本プロレスと考えられる。
今後NOAHでは1.2有明アリーナ大会、新日本プロレスの1.4東京ドーム大会、
そしてここ2年行われている両団体の対抗戦が今年もあると考えれば、
このラインでの展開が予想されるところだ。
もし新日本プロレスと今後交わっていくのであれば、その標的が誰なのかは
現時点では分からないが、もし想像しているあの選手と戦うのであれば、
それは日本プロレス界屈指のドリームマッチとなるだろう。
はたして10.28福岡大会でジェイク・リーはどのようなことを口にするのか?
引き続き注目しておく必要があるだろう。
またNOAHといえばすでにフリー宣言し、
同じ福岡大会でNOAHでのラストマッチを終える中嶋勝彦がいる。
衝撃のフリー宣言後いまだ具体的な動きはないが、
NOAHの福岡大会以降自由に動くとなれば、
こちらもその候補として新日本プロレスがあがることは間違いない。
個人的には新日本プロレス11.4大阪への登場もあるではと思っているが、
その標的は、おそらく同期デビューのあの男ではないかと考えている。
この対戦がもし新日本プロレスで実現するならば、
それは間違いなく1.4東京ドームで組まれることになるだろう。
はたして中嶋勝彦は新天地としてどこを選ぶのか?
ジェイク・リーとともに注目しておく必要があるはずだ。
今後年始のビッグマッチに向け大きな動きが予想される日本プロレス界。
各団体での動きを引き続き追いかけていきたいと思う。