先日の11.20（土）14時よりABEMAにて行われた、
新日本プロレスとNOAHの緊急記者会見。
すでに多くの皆さんがご覧になったことだろう。
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私も当日はリアルタイムで見ることができたが、
内容に関しては大方の予想通り新日本とNOAHによる合同興行ということであった。
交流戦か対抗戦かは現時点では不明だが、当日流れた各選手のVTRや
会見に出席していた棚橋弘至や清宮海斗の意見を聞くと、
どうやら本格的な対抗戦となりそうだ。
新日本から見るとAEWに続き国内でもノアとの対抗戦という
禁断の扉を数年ぶりに開いたということになる。
ではなぜこの時期に両団体がいわば手を結ぶということになったのか？
あくまでこれは推測となるがおそらく両団体に深く関与する
テレビ朝日の意向によるものかと思う。
もしくは団体側からテレビ朝日を通じ、
このイベントを提案したという可能性もあるだろう。
今後詳細は明かされることはないかと思うが、
なんにせよこのような対抗戦が実現したことは嬉しい限りである。
そしてプロレスファンで対抗戦という言葉に反応しない方はほぼいないかと思う。
それほど普段交わらない団体との対決は刺激的ということだ。
では実際に闘うであろう両団体の選手は
相手の団体についてどう考えているのだろうか。
こちらに関しては会見中に数名のレスラーがコメントを出していたので、
詳細はそちらを見ていただければと思うが、
端的に言うと新日本側のレスラーは圧倒的に上から目線でNOAHを見下していた。
よりシビアな表現でいうと、相手にならないでしょ。ということだ。
これは団体の規模もそうではあるが、試合内容に関しても相手にならないということだろう。
特にオカダに関しては一切相手にしていないという雰囲気であったが、
実質日本プロレス界の頂点に立つ男からすればそれは当然のことかもしれない。
他の選手もオカダほどはっきりとは言及していないが同じ思いということだろう。
ではここまでの流れを受けて1.8横浜アリーナ大会では
いったいどのようなカードが組まれるのだろうか？
すでにSNSなどで多くのカード予想が展開されているが、
個人的に注目しているのは今回VTRにも登場していない内藤哲也のカードだ。
ご存じの通り内藤哲也は新日本プロレス至上主義であり、
基本的に他団体には一切興味がないと常に公言している。
だからこそ今回の対抗戦で彼がどう出るのかが気になるが、
まずは俺は興味もないし出ないよ。とぶち上げるのではないだろうか。
しかし実質オカダと並ぶ新日本のトップオブトップである
内藤哲也が出ない対抗戦は考えられないとすると、
彼に見合う相手はNOAHにいるのだろうか？
NOAHの選手からすると業界で最高の人気を持つ選手である
内藤哲也はおいしすぎる獲物といえるが、
彼に噛みつくということは相応のリスクを背負うということだ。
個人的には反体制のトップに位置する拳王と戦うのではと考えているが、
内藤哲也から見るとメリットはあまりないだろう。
もし本当にこの展開が起こるのならば拳王がどのようなアクションで
内藤哲也を振り向かせるのかに注目したいと思う。
他にもEVIL率いるHoTがどうこの対抗戦に絡むのか？
など見どころはたくさんあるが、ここまででかなりのボリュームとなったので、
それらはまた別の記事で書きたいと思う。
さて久々に日本マットで起きた今回の衝撃的な対抗戦の発表。
これが点となるか、もしくは線となるかはNOAH次第であるかと思う。
ついに開いた新たな禁断の扉。
その行く末ははたしてどうなるのだろうか。
