ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】レッスルキングダ16 東京ドーム2連戦の総括

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(出典:新日本プロレス公式)

 

新日本プロレスの年頭を飾る年間最大興行レッスルキングダム16。(以下WK16)

今年も1.4と1.5の両日東京ドームで行われ、合計約2万人の観衆を集めた。

(1.4 12047人 1.5 6379人)

 

 

コロナ禍前の2020年の7万人と比較するのは酷であるが、

昨年の動員数と比較しても微減という結果になっている。

 

 

これをどう取るかは個人によっていろいろな見方があると思うが、

実施直前にコロナ第六波が来てしまったことを考えれば、

個人的には健闘したのではないかと感じている。

 

 

なにより今大会は50周年となる今年の巻き返しが期待できる

様々な内容が散りばめられていた。

 

 

よってここからは今年のWK16でいったい何が起こったのかを

振り返りつつ今大会を総括してみたいと思う。

 

 

まず始めに取り上げるべきはやはりオカダカズチカが再び、

設立50周年という節目の年に、IWGP世界ヘビー級王者として

新日本の中心に戻ってきたことだろう。

 

 

オカダはここ2年という彼にとっては長いと言える時間を

雌伏の時として過ごしたが、今回再びベルトを戴冠した姿や

 

 

リング上でのコメントなどを見ると、やはり他のレスラーとは一線を画す

レベルの違う存在であると感じた。

 

 

それをひとことで言うと、オカダがチャンピオンであることの安心感、

というようなものだろうか。

 

 

そしてそんな新王者オカダに対し、次期挑戦者として名乗りを挙げたのは

もう一人の新日本の顔である内藤哲也だ。

 

 

まさに新日本の頂点である二人が至宝のタイトルを賭けて戦う。

この黄金カードを2022年早々から新日本プロレスが切ってきたということは、

今年は是が非でも成功の年にするという意気込みの表れだろう。

 

 

最後の対決から2年。

次の戦いでの勝者はどちらになるだろうか。

 

 

また今回のWK16では、エース棚橋弘至が再びUS王者に返り咲いた。

試合後のコメントで虚無感という言葉を使い、その時の心境を吐露していたが、

気持ちをすでに切り替え、次の挑戦者としてSANADAを指名した。

【新日本】新US王者・棚橋弘至 ノーDQマッチの次はSANADA戦…狙うは「魂の浄化」 | 東スポの新日本に関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)

 

 

KENTAとのノーDQマッチから一転、棚橋はこのSANADAとの一戦では

濃密かつクラシカルなレスリングを見せたいということだろう。

 

 

SANADAのことは以前より高く評価している棚橋弘至だが、

無事ベルトを守ることは出来るだろうか。

 

 

もしこのタイトルマッチが決定すれば、SANADAにとっては

IWGPヘビー以外での初めてのタイトルマッチとなる。

 

 

またいまだ新日本ではシングルでのタイトルを戴冠していないSANADA。

今年はドームのコメントで攻めると宣言しただけに、

もし初のシングルタイトル戴冠となれば、大きなターニングポイントとなりそうだ。

 

 

その他にも各タイトル戦線で動きが続々と生まれているが、

それはまた別の機会に取り上げたいと思う。

 

 

そしてもしかするとこの流れに対抗戦を終えたNOAHの選手が

参戦する可能性もあるかもしれない。

 

 

50周年となる今年の新日本プロレスはこれまで以上に

見逃せない1年となりそうだ。

 

 

 

 


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