激戦が繰り広げられた1.4、1.5のダブルドームも終わり、
新日本プロレスは本日横浜アリーナでNOAHとの対抗戦を行う。
約5年ぶりに行われる今回のNOAHとの対抗戦。
これが点で終わるのか、もしくは線につながるのか?
この日の興行が終わればその答えが出ているはずだが、
はたして今回の対抗戦の答えはどちらに転ぶだろうか?
個人的な意見としては、これをきっかけに何らかの形で
両団体の交流が続くのではないかと見ている。
では今回行われる対抗戦の中でその線につながるきっかけになるのは
どの試合になるのだろうか?
ここらはそのあたりについて書いていきたいと思う。
まず取り上げるべきカードはやはり戦前から、挑発合戦が激化している
LIJvs金剛のカードであるだろう。
この戦い、金剛のメンバーには中島勝彦、拳王という
現在のノアが誇る二人のチャンピオンがいる。
対するLIJは現在誰も王者ではなくなってしまったが、
身軽になった今だからこそ、この対抗戦では本来の制御不能な姿が
見られる可能性は大いにあるだろう。
ここまでのコメントを見ていると金剛の標的は内藤哲也になりそうだが、
もちろん先日のドームでの因縁もある、あの男が黙っていないだろう。
ジャイアニズム溢れるあの男がこんなおいしい場面を
指をくわえてみているわけはないだろう。
お前のモノは俺のモノ、このイズムを前面に押し出し、
鷹木信悟がノアのベルトを次の標的に定めても不思議ではないかと思う。
そしてその他のカードで注目しているのは、
ハウスオブトーチャー絡みの2試合である。
それはこの日唯一のシングルマッチであるSHOvs小峠篤司
そしてEVIL&東郷vs潮崎豪&マサ北宮だ。
もちろんこの対抗戦でもEVIL率いるHOTは
いつもの無法殺法を仕掛けてくるだろう。
しかし今回は対抗戦。
よっていつもはブーイングを送る新日ファンが、
この日ばかりは大声援を送る可能性も大いにあるだろう。
また対戦相手が両方ともベビーフェイス、そして他団体の選手であるだけに
いつも以上に非情な攻撃を仕掛ける可能性も十分にある。
つまりノア側からすればイライラする展開が続くこととなり、
それをきっかけに大きな遺恨が生まれるのではないだろうか。
NOAHの会場に新日本プロレスが誇る最悪のヒール軍団が登場となれば、
大いに盛り上がることは間違いないはずだ。
個人的にはこの展開は十分にあるかと考えているが、
はたして私の想像通り遺恨発生となるだろうか。
今回はここまで三つのカードを取り上げてみたが、
その他にももちろんメインを務める
オカダ&棚橋vs武藤&清宮の行方も大注目である。
この試合のポイントはすでにレジェンドとも言える3人に囲まれた
清宮がどのような爪痕を残すか?と言うところだろう。
そこで何か爪痕を残すことが出来れば、このカードからも先の展開が生まれるかもしれない。
さあ、ついに始まる禁断の対抗戦。
見逃し厳禁の大会となることは間違いないだろう。
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