現在開催中のワールドタッグリーグ（以下WTL）に成田蓮とのタッグで
出場中の海野翔太。
先日の開幕戦の後楽園ホール大会ではメインでUEのオーカーン、HENARE組に
勝利し好調なスタートを切ったが、そのバックステージでこのようなコメントを残した。
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一つだけ、訂正してほしいことがありまして。木谷オーナー、ツイッター……すみません、“X”、拝見させていただきました。『本日、後楽園ホール、若手のメインイベント、頼りにしてます』。ナメないでくれよ。“若手”って括るなよ。もう立派なメインイベンターだよ。トップと何も変わらねえんだよ
これは戦前に木谷オーナーが投稿したXの内容についてのアンサーだが、
そのポストとはこのようなものである。
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若手だけで後楽園のメイン。頼もしいです。よろしくお願いします。#njpw https://t.co/cp6n0NpJXO
— 木谷高明 (@kidanit) 2023年11月19日
海野としてはもう若手ではなくトップ選手である矜持のもと
発言したかと思うが、これに対し木谷オーナーもこう返している。
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会社から推されてるのに会社批判、オーナー批判するのってプロレスぐらいだよね。笑。
— 木谷高明 (@kidanit) 2023年11月20日
プロレスファンには理解されるけど世間からは理解されないな。。。。残念。。
これをどう取るかはファンにより違うと思うが、ストーリー上の流れと考えれば
面白い展開と言えそうだ。
しかし当の海野翔太はこれを受けこのような長文の投稿を行っている。
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推しているから、会社にもオーナーにも、批判をするな、順応に従えって言うのは違う話だし、即ち会社もオーナーも一定の推してる選手がいるってことになってしまいますが、そこは大丈夫でしょうか？（僕らは推されてると思ってませんが）…
— 海野 翔太 / Shota Umino (@Shooter_us) 2023年11月21日
ファンの皆様に"夢"や"希望"を与えて明日への"活力"を提供するのがプロレスラーだと俺は思ってる。
— 海野 翔太 / Shota Umino (@Shooter_us) 2023年11月21日
そんな会社やオーナーの言いなりの犬になんかなりたくないし、そんなクソつまらないロボットレスラーになる気はさらさら無い。… https://t.co/s3Zzl5x1Fs
これは木谷オーナーに対する反論とも言える文章であるが、
問題はこれらの投稿の是非ではなく、ファンの支持を得ることができるのか？
という部分かと思う。
オーナー批判と言えば、ロスインゴ設立当時の内藤哲也を思い出さずにはいられないが、
当時内藤哲也は本音と言えるファンの心理を代弁し一気に時代を掴んだ。
それ以降の現在も続く活躍はみなさんもご存知かと思うが。
内藤哲也が長くトップに君臨しているのは、ひとえにファンから高い支持を得ているからだ。
したがって海野翔太がこの一連の流れをどう展開させるのかに
自ずと注目が集まり、また今回の投稿もそれを意識した部分も少なからずあるだろう。
SNSの反応を見る限りは、海野の発言を肯定している方向の反応が多いように思うが、
今後さらに多くのファンの心をつかみ、トップに駆け上がることが出来るのだろうか。
同世代では辻陽太とともに抜けた存在と現在は言われているが、
それはあくまで現時点のポジションというだけであり、
今後は海野翔太次第というところは間違いないだろう。
はたして海野翔太は本当の意味でのパラダイムシフトを起こすのか？
それともそれは現実には叶わないのか？
引き続き注目しておきたいと思う。
